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【ドラニュース】

竜投、投げ込み数が軒並み減 量より質、個別の課題に取り組む

2019年2月28日 紙面から

ノックを受ける又吉=北谷球場で(中嶋大撮影)

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 キャンプ中、1軍投手陣の投球数が昨年よりも軒並み減ったことが27日、判明した。自主性を尊重する首脳陣の方針を反映した形。投げ込みよりも個別練習で課題に取り組む姿が目立った。

 「最多と言っても、例年の3分の1くらいじゃないですか」。1483球を投げ、2年連続で投げ込み王となった又吉が苦笑した。昨年の1758球からは大きく減少。17年に最多だった福谷の2218球と比べれば、7割にも達しなかった。

 今回、首脳陣は球数に関して特に指示は出さなかった。2位の笠原は1196球で、新人だった17年の1404球を下回った。柳は1046球で、1037球の吉見と変わらない。若手に数を求めていた昨年までとは明らかな違いが生まれた。

 17年の福谷は25試合で1勝1敗、防御率5・74。昨季の又吉は40試合で2勝5敗、防御率6・53。投げ込みが結果につながったとは言い難い。又吉は「5年間あれだけの球数を投げてきたダメージもある。何かを変えて結果が伴ってくれれば」と強調した。

 

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