上田麗奈コラム第5回・クリスマスの夜カフェで色探し

お絵かきと散歩が大好きな上田麗奈さんによるフォトコラム「この色、いいな」。上田さんがいろんな場所を訪ね歩き、おもしろい「モノ」や「コト」、そしてお気に入りの「色」を探します。

連載5回目で訪れたのは、クリスマスの夜カフェ。ちょっとオトナな雰囲気の中、どんな色を見つけたのでしょうか。

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少しクリスマスを意識しつつ、ぐるりとお店をまわらせていただきました。

とってもおしゃれで居心地のいいお店です。こんなお家に住みたい…。

皆様、メリークリスマス。

素敵な1日になりますように。

上田麗奈

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◇撮影を終えて

広い店内の至るところにアートが散りばめられたカフェ。宝探しならぬ“アート探し”をしてみました。

――店内に大きな本棚がありましたね。上田さんの部屋の本棚にずっと置いてある本はありますか？

上田：“なんでも百科事典”みたいな本がず～と入ってます。ちっちゃくて分厚くてふる～い本なんですけど、子供の頃、おばあちゃんちからもらってきて。そのまま本棚に入っていたものを、今でも持ってます。

――本当になんでも載ってるんですか？

上田：なんでも載ってますよ。宇宙はなぜできたのか？とか、狂犬病とは何か？とか。いつも読むというわけでもないんですけど、愛着があるというか、なんとなく手放せなくて。実家を思い出すというか、思い出の品として本棚に入ってますね。これからも捨てられないと思うし、ずっと持っていたいなぁ。

――カフェのコンセプトが“アート”ということで絵を描いてもらいました。この絵は、どんな発想から？

上田：そこにカクテルがあったから(笑)。いろんな色のペンがあったけど、たくさんの色は使わずに、少ない色で、落書きみたいな感じに…。見た目のインパクトと、シュパーンサワーンみたいな、おいしい感じを表現してみました。

――クリスマスといえば、連想するものは？

上田：雪とか。夜のイメージも強いですね。街がライトアップされるので、黒の中の白とか、黒の中の赤とか、キラキラ～っとした光がたくさん見えるイメージがあります。

――今日のようなパンプスを初めて履いたのはいつ？

上田：パンプスって、そんなにオトナじゃないのにオトナを装っている“おしゃまさん”なイメージ。初めて履いたのは、中学生の頃だったかな。普段はローファーが多かったので、いつもとは違うオトナっぽい靴を履きたい！と思ったんでしょうね。ヒールを高めにして、なめられないようにっていう気持ちもあって。その時はすごく気取ってました(笑)。