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【グラニュース】

相馬勇紀、今年も不敗神話だ 昨季から出場10試合負けなし…開幕2連勝へ

2019年2月27日 紙面から

練習でボールを奪いにいく相馬=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(川本光憲撮影)

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 やる気、元気、勇紀!! 開幕アウェー鳥栖戦で勝利を収めた名古屋グランパスは26日、ホーム開幕C大阪戦へ向けて、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで再始動した。ミニゲームでは新人のMF相馬勇紀(22)が今季初めて主力組に入った。特別指定選手だった昨季から開幕戦まで出場計10試合負けなし(9勝1分け)の相馬の波に乗って、チームは開幕2連勝を狙う。

 ツキの流れを読むのが勝負の鉄則ならば、相馬を使わない手はない。早大4年で特別指定され、昨夏から不敗神話を持つアタッカー。開幕戦では途中出場し得点を決め、ホーム開幕へ向け始動したこの日はミニゲームで今季初めて主力組でプレーした。

 「不敗神話というニュースは見ました。けれど、意識しても仕方がないですよ。試合に出たときは『ひとつ持って帰ってくる』と心に決めています。それがゴールだったり、勝利だったりするだけです」。ルーキーはハツラツと答えた。

 相馬が勝利を呼んだのか、勝ったゲームに相馬が出ていただけなのか。結論は出なくとも負けない男には違いない。

 心に留める言葉がツキを呼ぶのかもしれない。「チャンスをつかめる選手でありたい」。Jデビュー戦となった昨年8月11日の鹿島戦(豊スタ)でアシストをマークした。早大時代も関東大学サッカーリーグで2部降格の屈辱は味わったものの、2部優勝、1部優勝を経験した。

 結果を出す裏には準備がある。相手ディフェンダーの裏へ飛び出すのが特長。試合前日は映像で相手選手を研究し、ゲーム開始後も「自分だったらどこへどう走るか」をイメージするという。

 

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