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【ドラニュース】

梅津が浅尾コーチに慎重20球

2019年2月27日 紙面から

ブルペンで投げ込む梅津(小沢徹撮影)

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 1月に軽度の右肩インピンジメント症候群と診断された中日のドラフト2位・梅津晃大投手(22)=東洋大=が26日、読谷のブルペンで浅尾2軍投手コーチを捕手役に20球の立ち投げ。浅尾コーチは「いいボールがきているが(気分を)乗せる時期じゃない。『ナイスボール!』と言いたかったけどね」と慎重な調整を促すことを明らかにした。

 直球のみ20球。高校まで捕手を務めた浅尾コーチが構えるミットに威力あるボールが吸い込まれた。浅尾コーチが「もってかれちゃうね」と捕球後に動かざるをえない球威にうれしい笑顔だ。

 「体のブレをなくすのがテーマでした。ボールの引っかかりに納得がいかない。納得できないと前に進めないですね」

 梅津が言葉を選んだ。右肩の違和感は徐々に回復。ブルペンで捕手を座らせたこともあったが中心は遠投やランニング。今のペースだと3月中に打撃投手を1回行い、実戦は4月のウエスタン・リーグになる見込みだ。

 東洋大の同級生、上茶谷(DeNA)や甲斐野(ソフトバンク)の順調な調整を耳にするが「焦らずストーリー性を持たせてリハビリします」と梅津。復活への道を一歩ずつ歩く。 (後藤慎一)

 

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