ドラゴンクエストII（FC版） エニックス 1987

DQ2 復活の呪文生成・変更プログラム Windows版 2002年9月19日 作成 ページのリニューアル　2003年11月4日 本プログラムの更新履歴 2002年10月2日 　語呂合わせの復活の呪文作成機能を追加。 2002年10月7日 　プログラムのバグ修正（LVと経験値の連動）。 2002年10月26日 　語呂合わせで最初の文字が未確定でも「概略チェック」と「1文字チェック」ができるように改良。 2003年8月16日 　プログラムの開発環境をVB5からVB6に移行，簡易版（イラスト無し）バージョンを追加。 2003年11月4日 　詳細チェックの計算方法を改良。4文字詳細チェック機能を追加。 語呂合わせの復活の呪文 やたら いるぞ みけねこ とるね こねこ ねこ ↓ 語呂合わせの復活の呪文の 作成方法の説明はこちらです。 語呂合わせ呪文の投稿掲示板 はこちら，作品集はこちらです。 プログラム ・ VBソースファイル の ダウンロードは こちらから DQ2復活の呪文生成・変更プログラム ダウンロードファイル ファイルサイズ 最終更新日 　プログラム本体（ノーマル版） 　dq2fj.lzh 　41,976 bytes 　2003/11/04 　プログラム本体（簡易版） 　dq2fj_s.lzh 　30,207 bytes 　2003/11/04 　VB6ソースファイル（ノーマル版） 　dq2vb.lzh 　40,159 bytes 　2003/11/04 　VB6ソースファイル（簡易版） 　dq2vb_s.lzh 　16,856 bytes 　2003/11/04

	このプログラムはファミコンのゲーム・ドラゴンクエストII（DQ2）で使用する復活の呪文（パスワード）を任意の状態のものを作成したり，テキスト形式の既存の復活の呪文を読みとって変更を加えることを可能にしたプログラムです。MSX用として2000年11月～2001年3月にかけて作成した「ドラゴンクエストII復活の呪文自動生成プログラムVer.2」と同じ機能を引き継いでWindowsに移植したものです。

	本プログラムは1つのウィンドウのみで，「入力画面」「語呂合わせ」「プログラムについて」の3つのタブがあり，必要な項目のタブをクリックすることで下記に示すタブ1～3の画面を切り替えることができます。ディスプレイの解像度は800×600ドット以上必須です（作業領域の関係上，1024×768ドット以上を推奨します）。

	本プログラムのメイン画面です。以下の画面はノーマル版ですが，簡易版にはキャラクターの絵がありません。 復活の呪文表示画面 画面の左上にある白いテキストウィンドウが復活の呪文表示画面です（テキストファイル間でのコピー・ペースト可能）。既存の復活の呪文を入力して「入力」ボタンで内部に取り込んだり，「出力」ボタンにより現在の状態を復活の呪文として出力表示させることができます。 メッセージ表示画面 復活の呪文表示画面のすぐ下にある横長のバーがメッセージ表示画面です。復活の呪文入力時の正誤についてや，復活の呪文出力表示時のステータス異常に関する警告メッセージなどが表示されます。 入力ボタン 復活の呪文を内部に取り込むためのボタンです。復活の呪文表示画面にある全角文字の「あ～わ」「が～ぞ」「ば～ぼ」「ぱ～ぽ」を検出して内部に取り込まれ解析結果としてプレイヤーの名前，所持金，経験値，アイテム一覧，フラグなどが更新されます。 出力ボタン 現在設定中のプレイヤーの名前，所持金，経験値，アイテム一覧，フラグなどを元に計算が行われ，復活の呪文表示画面にDQ2で使用できる復活の呪文が出力されます。 エンカウント率0発動 DQ2では数値的にある条件が満たされるとゲーム開始後敵が出現しないという特殊な状態になります。この状態を発動させるための復活の呪文が出力されます。（注意）このコマンドは目的の条件を調査するため所持金のカウントダウンが行われます。コマンド使用後は所持金が多少変化していますので注意してください。 名前 プレイヤーの名前の1～4文字目をそれぞれリストの文字から選択します。ひらがなのあ～わ，を，ん，っ，ゃ，ゅ，ょ，「゛」，「゜」，空白が使用できます。 注意点として数字（0～9）が1つ以上含まれているか1文字目が空白の場合不正な復活の呪文と扱われてゲーム中に「じゅもんがちがいます」と表示されるようです。これらの文字が含まれていれば警告として赤い文字色で表示されます。 またリスト中の1番下にある「！」マークは実際の画面で空白が表示されますが，1つ上の空白文字と区別をするために記号にしています。1文字目をこの文字にしても復活の呪文は正常なものとして扱われますが，セリフが変になったりイベントでフリーズしたりする可能性があります。 フラグ 以下の5つのイベントがなされているか，いないかをチェックボックスにて設定します。チェックあり＝ON，チェックなし＝OFFとなります。 　海底洞窟潜入可 　「つきのかけら」を使って浅瀬を消した（ON）消していない（OFF） 　テパ水門開放後 　「すいもんのカギ」を使って水門を開いた（ON）開いていない（OFF） 　水の羽衣あり 　ドンモハメに「あまつゆのいと」と「せいなるおりき」を渡している（ON）渡していない（OFF） 　船を所持 　ルプガナの町で船を入手した（ON）入手していない（OFF） 　グレムリンを倒す 　ルプガナの町のグレムリンを倒した（ON）倒していない（OFF） 紋章 太陽・星・月・水・命の各紋章の所持あり（ON），なし（OFF）を設定します。 呪文No. 復活の呪文は同じ状態でも16パターン（語呂合わせのものを含めるとそれ以上）の呪文があります。何番目のパターンを表示するかをリストの0～15の値で選択します。番号の若い方が復活の呪文の最初の文字として「あ」「お」「け」「す」などが，後半にすると「じ」「ば」「ぼ」「ぺ」などが表示されます。 所持金 パーティの所持しているコールドを0～65535の範囲で設定します。 王子の状態 ゲーム開始からサマルトリアの王子に会うまでの状態をリストから選択します。実際のプレイでは状態3または4のときリリザでサマルトリアの王子と会うことができ，その後は自動的に状態4となります。 　初期状態 　状態1：サマルトリア王に会っていない状態 　サマルトリア王に会う 　状態2：状態1の後，サマルトリア王に会った状態 　勇者の泉の老人に会う 　状態3：状態2の後，老人に会った状態 　最終状態 　状態4：状態3の後，ローレシア王に会った状態 スタート地点 DQ2に7つあるスタート地点（ローレシア，サマルトリア，ラダトーム，デルコンダル，ベラヌール，ロンダルキア，ムーンペタ）のどれであるかをリストから選択します。一番下にある「不正な場所」にすると不正な復活の呪文として扱われますので注意してください。 ローレシアの王子 サマルトリアの王子 ムーンブルクの王女 ウィンドウの下半分に「ローレシアの王子」「サマルトリアの王子」「ムーンブルクの王女」の個別設定エリアがあります。上からチェックボックス，名前表示部，アイテム数，LV，EX，アイテムリストの順に並んでいます。下記に従って設定を行ってください。 各キャラクターの チェックボックス キャラクターの存在フラグを設定します。該当するキャラクターが存在する場合はON，存在しない場合はOFFとなり，ONのときにキャラクターのイラストが表示されます。サマルトリアの王子を存在させるためにはローレシアの王子の存在が，ムーンブルクの王女を存在させるためにはローレシア＋サマルトリアの王子の存在がそれぞれ必要となっています。ローレシアの王子を不在にすることはできません。 名前表示部 ローレシアの王子，サマルトリアの王子，ムーンブルクの王女の各キャラクターの名前が表示されます。ローレシアの王子の名前を設定すると他の2人の名前はある計算式に従って決定されます。 LV 各キャラクターのレベルを設定します。最大値は並び順に50，45，35です。レベルと経験値は連動していて，レベルを変更すると経験値が，経験値を変更するとレベルが自動的に設定されます。 EX（経験値） 各キャラクターの経験値を0～1048575の範囲で設定します。100万を超える値にすると，不正となるため復活の呪文出力時に警告がでるので注意してください。 アイテムリスト 左のチェックボックスで装備の有無を，右のリストボックスでアイテム名を設定します。不正なアイテム（空白アイテム，みみせん，しのオルゴール）を所持した状態にすると赤で表示され，そのキャラクターが装備できないものを装備すると水色で表示され，危ない水着（MSX版DQ2専用アイテム）にすると黄色で表示されます。これらについては復活の呪文出力時に警告がでるので注意してください。

	「ゆうて いみや おうきむ ～」に代表される語呂合わせになったDQ2の復活の呪文を作成するための画面です。スペースの関係上，こちらに説明分を記載しました。

	プログラムの名称，制作元，制作日付，開発環境などが表示されています。なお，本プログラムの作成にはVisual Basic 6.0を使用しています。プログラムを起動する際に「コンポーネント **.OCXが適当に登録されていません」などと表示される場合は，Windowsのシステムフォルダ内にVB6ランタイムが登録されていないためであると考えています。ベクターの VB6ランタイム をダウンロード，解凍，インストールすると自動的に登録されるので，この状態で再度プログラムを開いてみてください。 NNNesterJ　ファイル出力 本プログラムに添付されている「NesterJ.dat」が本プログラムと同じフォルダにあるとき，このボタンを押すと「dq2.ss0」というファイルが作成されます。復活の呪文表示画面のデータをエミュレータ（NNNesterJ）のリア ルタイムセーブデータとして出力するので，リロード後「おわり」を選択するだけでゲームが開始できます。

	前回のMSX版作成から1年半が過ぎ，今回はセーブデータ変更プログラムで覚えたVBプログラミングの経験をいかしてWindows版としてリメイクしてみました。語呂合わせ機能については処理が難しいので現在は対応していません。今後調査してバージョンアップする予定です。またDQ2の特集ページもリニューアルすることを考えています。

	バージョンアップの内容 その1（2002年10月2日追記） 語呂合わせのルーチンが完成しましたのでプログラムがようやく完成。台風21号の関東地方通過，長崎では豪華客船の火災･･･という縁起の悪い時期の公開となってしまいましたが･･･。語呂合わせのプログラム自体は9月27日にほぼ完成していたのですが，プログラムの使い方を説明するための文書作成に苦労しました。今回のものは，過去にMSXで作った語呂合わせプログラムの機能がほぼ盛り込まれていて，標準の文字数より少ない文字数での語呂合わせや敵の出現しない状態での語呂合わせも可能になりました。なお復活の呪文特集のページには復活の呪文の仕組みや語呂合わせのコツなどが書かれているので参考になるかと思います。近日DQ2関連のページを大幅にリニューアルして投稿のコーナーも追加する予定です。 バージョンアップの内容 その2（2002年10月7日追記） プログラムに一部ミス（サマルトリアの王子とムーンブルクの王女のレベルと経験の変換ルーチンがうまく連動していなかった）があったので修正しました。 バージョンアップの内容 その3（2002年10月26日追記） 語呂合わせ機能で最初の文字が「未確定文字」であっても「概略チェック」と「1文字チェック」ができるように改良しました。 バージョンアップの内容 その4（2003年8月16日追記） 「セーブデータ変更プログラム」シリーズと同様に，プログラムの開発環境をVB5からVB6に移行しました。VB5のときには予期せぬエラーや文字化けが問題となりましたが，VB6に以降したことで，これらはほぼ解消しました。また本プログラムにキャラクター3人のイラストが表示されないバージョンを追加しました。イラストが目立って使いにくい，という方に便利です。 バージョンアップの内容 その5（2003年11月4日） メールで要望があったので，詳細チェックの計算方法を改良しました。従来の詳細チェックでは「・」の場所に全ての文字の組み合わせを当てはめてチェックをしていましたが，改良後は不要なチェックを省略するようにしています。その方法としては，「概略チェック」を行い，1文字目でこのチェックでOKならば2文字目以降をチェックしますが，通らなければ2文字目以降のチェックを飛ばして1文字目は次の文字へ進むというものです。15～17文字目のように自由度が低い部分での詳細チェックで特に効果があります。 また，詳細チェックに 4文字のチェック機能を追加しました。復活の呪文の文字数が多かったり，パソコンのCPUの能力が低い場合はチェックが終わるまで数時間かかってしまう可能性があるので注意が必要です。

DQ2編 トップへ戻る

ホームページ トップへ戻る