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「星空舞」が関西初登場 鳥取生まれの新品種米

2019年2月23日

 鳥取県が開発した米の新品種「星空舞(ほしぞらまい)」の関西地区での初PRが22日、JR大阪駅の商業施設ルクア大阪で始まった。同県やJA関係者らが、地下2階のキッチン&マーケットで試食宣伝販売会を展開。透き通った粒のきれいさから、「星のように輝くお米」をイメージして名付けられた期待の品種で、買い物客らはつやのある美しい炊き上がりと食味を堪能した。

関西初お目見えの米の新品種「星空舞」をPRする関係者=22日、JR大阪駅の商業施設ルクア大阪

 会場では、新たに作成した1キロ入り袋のパッケージを150袋用意。「星空舞」を炊き上げて買い物客に試食してもらった。

 しっかりした粒の食感と甘みが特長で、JA全農とっとり米穀課の小山友寛さんは「京阪神を中心に販売を進めていきたい。来年以降、期待の大きい新品種です」とアピール。

 県外での販売は今回が初めてで、県食のみやこ推進課の塗師木太一課長は「“星取県”から生まれたおいしい米。ブランド米として広めていきたい」と話した。同所での販売は28日まで行う。

 オリジナル品種の「星空舞」は、同県農業試験場が約20年かけて開発。昨年10月に品種登録を申請している。ササニシキにコシヒカリの子孫に当たる「ゆめそらら」を交配しており、いもち病抵抗性と高温に強い特性がある。コシヒカリより丈が短く倒伏しにくく生産しやすい。

 収穫期がコシヒカリと「きぬむすめ」の中間で、生産農家にとっては労力分散につながる。県内での栽培面積はまだ約5ヘクタール(約20トン)と少ないが、おおむね5年後には3千ヘクタールに拡大させたいとしている。