楽しい旅を台無しにしないために
まず一言
海外旅行というと、危険と隣り合わせと思っていませんか? でもちょっと待った!冷や汗をかいたその時あなたはどこに居て何をしていましたか? 一つ心に留めておいて頂きたい事が有ります。
災難は居てはいけない人物が、居てはいけない時間に、居てはいけない場所に居るから起こるものです。
* 大都市の繁華街、日の暮れた後、人通りの少ない公園、ヤバいかなと思いながら乗ってしまったタクシー...既にあなたは危険地帯の中です。ベルリンのツォー(動物園)は名うての恐いところだし、パリ・ブローニュの森でカマ掘られた日本人の話も聞きました。(東洋人男性はヨーロッパの特定の趣味の人たちに人気が高いらしい)
* 両替所を出る時は細心の注意を。また、英語で「この辺はスリが多い。気をつけろ」と注意してくる人が居ます。その場合はあなたの財布の場所を知るために言ってくる事が多いらしく、彼の仲間がすぐさま寄って来て「ごっつぁん」します。無視しましょう。
* 「おいでよ・荷物持ってあげる」などと声を掛けてくる人には心の感度を最大に。相手の瞳の濁り具合は絶対に読めるはずです。
* ホテルのドアは簡単に開けない事!ヤバいねぇちゃんが立ってます。後でどうなっても知りませんよ!(鉄則:乳と草は吸うな。わかりますね?乳と草の意味?)
* 宿泊先が決まっていない街には日が高いうちに入っておきましょう。
* 問題が起きた時、たまには怒ってください。日本語でもいいから。ヘラっとでも笑ってしまったらもう負けです。 後ろから羽交い締めにされたら、とにかく落ち着いてそいつの足を踏むか、すねを蹴る(いずれもかかとで)、そして「何をするんだこの野郎!」。それで無事に済んだ人が居ました。
* 列車はできるだけ人の多い車両を選ぶ事。サッカーの試合がある日は宿泊先に早めに引っ込んでおいて下さい。
危険回避の道具: ホイッスル、ポケットの中の50ドル札(または100マルク札)一枚、ゴルフボール。
ホイッスルと50ドルの使い方は分かりますね?ゴルフボールは二通りの使い方があります。一つは飛行機の中での疲れをほぐすために背中や腰の後ろに置いたり足で踏んだりすると結構使えます。もう一つは悪い奴に投げつけるため。僕自身はゴルフなど無縁の人間ですが、海外に行くときは必ず持って行きます。これらの道具はまず使う事はないかもしれませんし、そんな余裕はないでしょう。でも持っていれば安心感が違います。
それでも何かが起きそうになったら:迷わず太ったオバさんのところに助けを求めに行きましょう。どんな悪党もオバさんには勝てないものです。
(太ってなきゃいかんというわけでもないのだが、太ってた方がいい。そもそも太ってないオバさんなど滅多にいないが)