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【プロ野球】

日本ハム・清宮に異変 右手首か肘の違和感?

2019年2月26日 紙面から

レフトの守備練習中、下手投げで送球する日本ハム・清宮=国頭で(河口貞史撮影)

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 清宮に異変だ。日本ハム・清宮幸太郎内野手(19)がキャンプ最終日の25日、体調不良で別メニュー調整を余儀なくされた。栗山英樹監督(57)は「疲れているように見えた」と打撃練習の回避を指示。右手首か肘の違和感とみられ、ノースローで練習を終えた。指揮官は2日間の強制休養指令を出し、26日のヤクルトとの練習試合(浦添)の欠場も決まった。

 キャンプ打ち上げの日、沖縄・国頭の球場に清宮の快音が響くことはなかった。予定にあったフリー打撃を回避。栗山監督は「ちょっと止めさせてもらった。すげー体が疲れているように見えたので。全身の張り」と説明した。

 清宮はキャンプ中の実戦8試合すべてに先発フル出場。昨年は右手親指痛や胃腸炎などトラブル続きだったことを考えれば、ここまですこぶる順調にメニューを消化してきた。

 指揮官は「わざとずっと試合に出していたので。ピークになってからもやらせようと思っていた。ここで明日、明後日と休んで、1回体のチェックをしてくださいということは言っといた。状態は良いからすぐ上がってくると思う。(試合復帰は)状況をみて」と語った。

 この日はキャッチボールも行わず、ノースローで練習を終了。昨夏には右肘を、さらに昨秋には右手首を痛めており再発の可能性もある。清宮自身は「そういうことじゃないです」と否定したが、何らかの異変が生じたのは否めない。

 春季キャンプはこの日で打ち上げ。全体を通して清宮は「やりたいこともできた。調子も悪くない。試合の流れをあと1カ月詰めていきたい」と充実感も漂わせた。3月には初の侍ジャパンの試合も控えており、今後の動向に注目が集まる。 (土屋善文)

 

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