【プロ野球】ベイ筒香、新打法手応え! 大瀬良から2打席連続適時打2019年2月25日 紙面から
◇オープン戦 DeNA4-4広島広島は昨季最多勝の大瀬良が制球に苦しみ3イニング3失点。3年目の床田は3イニング0/3を無失点とアピールした。ドラフト1位の小園が初安打。DeNAは筒香が鋭い振りで2安打2打点、外野を争う楠本は3安打と好調。開幕投手候補の今永は球威があった。 ◇ ハマの大砲が着々と開幕への準備を整えている。DeNAの筒香嘉智外野手(27)が24日、オープン戦の広島戦(宜野湾)で2打数2安打2打点。昨季の最多勝だった大瀬良から2打席連続で適時打を放ち、勝負強さをみせつけた。 1回1死二、三塁ではファーストストライクの速球を捉え、右前へ先制適時打。2-1の3回2死一塁では右中間への二塁打で一走の伊藤裕を迎え入れた。 「ボールを体でどう感じられるかを考えながら打席に入った。順調に来ているので、コンディションに気を付けながら、このまま試合を重ねていきたい」 重心を下げ、すり足で踏み込む新打法の完成にも手応えを感じているようだ。「(完成は)近づいていると思う」。適時打は2本とも芯で捉えた当たりで、ラミレス監督は「非常に安定している。彼みたいな打者がいると打線が脅威になるね」と主砲の進化に信頼を寄せている。 26日に予定されている韓国・起亜との練習試合でキャンプ中の実戦は終了。本拠地に中日を迎え撃つ3月29日の開幕戦で始まるシーズンへ向け、今後の実戦でさらに磨きをかける。 (石井智昭)
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