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東方鈴奈庵/少女たちの靴を始点に妄想を広げようの会


このブログはポケモンブログだが,東方記事を書かないとは言っていない。言っていないのだ。


と言うことでスタート☆

東方鈴奈庵のキャラクターたちが履いている靴の種類・デザイン等から,その靴を履くに至った背景やなんやかんやを考察(1割)・妄想(9割)しようという靴オタ特有の試み。
東方好き,靴フェチorオタいずれも当てはまらない人は読んでもしょうがないよ。



以下の妄想は

小鈴・霊夢・魔理沙・レミリアetc…

・ストラップorリボンシューズ

suto.jpg ribon2.jpg ribon.jpg

幻想郷のスタンダード of スタンダード。人妖問わず着用される。足の甲の一文字で抑えを利かせるストラップシューズと,甲の少し上で結ぶリボンシューズに大別される。リボンは人外の方が大きめになる傾向がある(気がする)。がふっとしているがダルっとはしない不思議な靴下もセットで使用される。
スタンダードとはいえ和装のモブ町人たちがこの靴を履いている描写はなく,メインキャラクターたちとの生活の解離具合が見て取れる。



みたいな流れで,発想の飛躍をに含みつつ進めていきます。気になった靴しか取り上げません。





本居小鈴


Uキャップブーツ

kosu.jpg kosu6.jpg

 鈴主人公のデフォルトブーツ。一見地味だが,実は変わったデザインをしており洒落ている。通常,靴の爪先は 装飾なし・ストレートチップ(キャップトゥとも言う)【1】・ウイングチップ【2】に大別されるが,この靴は明らかにこれらと異なる装飾がなされている。近いデザインとしては1950~60年代に流行したU-ウイング【3】が思い当たるが,これはあくまで革靴にされる装飾でありブーツは見たことがない。どちらかと言うと,爪先の補強革の形を変えてしゃれっ気を出した,と言う程度の感じがある。古書店での労働は爪先をぶつけることも多いのだろう。


kosu9.jpg

紐を結んだまま靴を脱いでいる。ずぼら!





博麗霊夢


・ツートーンロングブーツ

rei6.jpg rei7.jpg rei8.jpg 

霊夢のデフォブーツにして実に僕好みのブーツ。紐の締め方はハトメ【4】。白黒のツートンカラー以外に変わった所は特に無いが,その色に妄想のし甲斐がある。というのも幻想郷の往来は土が剥き出しであるため,汚れが目立つ白の靴をわざわざ町人が生産するとは考えにくいためである。
例えば人里の靴職人から奉納された一点物であるとか,霊夢本人が紅白のカラーに合わせ二色でオーダーしたとかの解釈ができるが,僕としては魔理ちゃんが一枚噛んでいるという展開を押したい。靴を買いに行く霊夢に勝手に付いていった挙句,茶色は地味とかなんとか言いながら自分と同じ白黒のブーツを特注させたんだ…。霊夢も文句は言いつつ,そのコントラストが霞まないよう手入れを欠かさないんだ…。
絵の才能があったらこれで薄い本書いてた。



・ローファー

rei10.jpg

普通のローファー。見逃してはいけないポイントは,ストラップシューズが全盛の幻想郷においてローファーの存在が認められるのは12~13話の霊夢のみという事実である。実はとっても貴重なシーン。ストラップシューズがどこか幼い印象を与える一方,ローファーからは女子高生,すなわち少女と大人の過渡期にあたる年齢が連想される。鈴霊夢の大人びた魅力はこんな所にも由来するのかもしれない。そんなふうに考えているのは僕だけなのかもしれない。




霧雨魔理沙


・エンジニアブーツ

mari8.jpg mari11.jpg

スタンダードなデザインのエンジニア。割とよく履いている。魔理ちゃんはこのブーツに限らず『高さがあり』『紐が無い,または紐を締める必要のない(後述)』靴を好んで履く傾向がある。性能の面では,高さはそのまま防護できる面積に,結び目のカットは歩く際に紐を突起・物品等に引っ掛ける事の予防に繋がる。魔法の森やマジックアイテムの散乱した部屋を掻き分け歩くには,こういったタイプの靴が適していたということだろうか。しかし一般に紐の無いブーツはフィット感で劣り,特に機動力は紐ブーツの足元にも及ばない。現に25話で小鈴の元へ急ぐシーンでは,霊夢に大きく後れを取っていた。

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妖怪退治≒弾幕戦である魔理ちゃんと,妖怪退治が時に地上戦,殺し合いになる霊夢の差がはっきり表れた場面と考えられる。



・三点フックブーツ

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謎多きブーツ。紐の締め方はフック【5】だが,一番上のフックに掛けた紐をどうやって締めているのかが分からない。ハトメであれば穴に通した紐を靴の内側に入れていると解釈できなくもないが,フックでこの方法を取れば紐がすぐ外れてしまうように思う。これは完全に飾りの紐であり,固定されているため解きも結びもしない,と考えるのが一番しっくりくる。



・わらじ

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どぜうすくい人の正装。




東風谷早苗


・フロントボタンロングブーツ

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くしゅっとした質感のロングブーツ。ボタンが脛側に並ぶデザインも少々変わっているが,それ以上に気になるのがボタンはあれど革の重なりが無い点である。バックショットが無いため断定はできないが,見える範囲では革を縫い合わせた形跡もない。これほど大きな一枚革を切り出し,さらに柔らかな加工を施した上でブーツを作るのは幻想郷において難しい仕事の様に思われる。とすれば素材は人工皮革か。
人工皮革を用いた靴が現実の世に登場したのが1900年台半ばを過ぎた頃であることを踏まえると,幻想郷に早苗さんブーツを生産する技術は無いと考えるのが妥当である。つまりこのブーツは外の世界の物であり,幻想入り以前からずっと早苗さんのおみ足を守ってきたお気に入りブーツと言えるのではないか。これから先どんな靴を履こうとも,外の思い出が詰まったこのブーツは宝物,みたいな感じの薄い本ください。




聖白蓮

・SHIBARI

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なぜこんなデザインの靴を選んだのか。どう見ても緊縛されている。緊縛からは行動の制限やマゾヒズム,あるいは自身への戒めが連想される。死を恐れ禁術に手を出した自分への,それを忘れないための戒めの象徴としてこのデザインを選んだのであろう。お胸の紐も,徳の高いおっぱいを戒めるための物だろう。




射命丸文


・天狗の短靴

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似たようなデザインの靴が数種類ある。爪先の装飾はウイングチップ【2】を逆転させたような形だが,その谷間部分から一本線が伸びるものとそうではないものだ。設定資料ではっきりと描き分けられているため,これを描画ブレとは考えづらい。この時点で『1:線なし下駄靴』と『2:線あり短靴』の二種類が確定する。更に初登場時に履いているのは『3:線なし短靴』であり,33話トビラでは『4:線あり下駄靴』が確認できる。同じような靴を持ちすぎている。基本的に妖怪時は下駄,人里では短靴と使い分けがされており,河童の技術や天狗の神通力で任意に靴のフォルムチェンジが可能とこじつけることも可能。まあ本当に4足を使い分けているのかもしれない。




封獣ぬえ


・ぬえちゃんのリボンシューズ

nue9.jpg

一見すると普通の可愛らしいリボンシューズだが,そんな事はどうでもいい。問題はここ。

nue8.jpg

ぬえちゃんかわいい(吐血)
正体不明がウリのぬえちゃんが自分で靴に名前を書くだろうか。やや違和感が残る。やはり聖さんが,寺で靴を脱いでも分かりやすいようにこっそり名前を書いてあげたと言うのが最も,こう,クる物がある。恥ずかしいとは思いつつ,聖さんに借り(負い目?)のあるぬえちゃんは強く文句も言えないし,嬉しいような気持ちもあってこの靴がいつしかお気に入りになっていたりすると凄くイイ。ディ・モールト。




川城にとり&モブ河童

・かっぱのブーツ

nito7.jpg nito6.jpg

他とは明らかに違う質感描写,徹底的に無駄を削ぎ落としたフォルム,ズボンを in するスタイル…。ゴム長である。なぜ水中で活動する河童が長靴なのか。濡れ以外の物を嫌ったとすれば,畑仕事の際にも着用していたことを踏まえ泥汚れを意識していると考えるのが妥当である。水に入れば落ちるのに。河童はきれい好き,よってにとりはいいにおい。Q.E.D. 495年の波紋。




おわりに

久々に本気で記事を書きました。
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Comment

No title
霊夢のツートーンに関しては白革というのは顔料コーティングか強い脱色が必要なので布×革のボタンブーツのアレンジで巫女服と革ブーツの調和を図ったと考えることもできます
履き口の折り返しなど革ブーツでは不自然なものであるのでソックス折り返しの意趣を汲んだものとも思われるが生成りや白の布を用いると常に土埃で茶色になってしまう
三点フックブーツについてはフックと言うより現在のミリタリーブーツのスピードレースでありそこにタンカーブーツ(戦車用)や草鞋や脚絆の紐の必要最低限の固定の雰囲気から「たったの三点」仕様なのかも
聖白蓮のものについてはタンカーブーツや或いは現代の田植え用長靴の固定バンドなどありえない仕様ではないが土踏まずのから足の甲に引っかけなければフィット感は得られない
れんこん 2018.04.23Mon 01:26 ≫ 編集
Re: No title
タンカーいいよね…
ぼくも一足持ってますが,他に無いデザインなので気分の時に履けるよう持っておく事に意味がある
やちこん 2018.05.26Sat 19:36 ≫ 編集

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