神社が日の丸を各家庭で掲揚するように呼び掛けるポスターを貼るようになっています、宗教がこのようなことまで干渉するな、過去の侵略戦争で使われた旗は嫌だ、天皇の長寿を願う内容の君が代も歌いたくないと言うと、押し付けたい人達は必ず、嫌だと言えば国旗国歌がなくなるわけではない、日の丸君が代に代わる代案を出せと言います。

 代案を出せと言っているのを聞くと、良い代案があれば賛成するのかと思ってしまいますが、どのような代案が出されてもケチを付けるだけで、代案を出せと言っている人たちが代案に賛成することはありません。

 40年くらい前に代案が出されたことがあって、さくらの花びらをデザイン化した新国旗と、「さくらさくら」を国歌にと提案されましたが、代案を出せと言っていた人たちは見向きもせず、今に至るまで反対派は一度も代案を出していないと揚言しています。

 さくらも軍国主義を煽るために散々利用されてきた経緯があり、さくらの花びらの国旗と「さくらさくら」の国家には抵抗感があります。

 江戸幕府が開港するときにアメリカから日本の総船印を決めてくれと言われて、幕府は中黒と一旦は決めたという経緯があります。徳川氏が新田源氏であるところから中黒にしたのですが、至ってシンプルである上に外国に似た色遣いの国旗が存在しないという利点もあります。



 これが中黒です、最初の案に戻るわけで、現状では日の丸に代わるものとしてはこれがベストだと思われます。未来志向になればこの旗もあります。



 赤は社会主義を現し、左肩にその国を象徴するものを入れるのがルールです。ソビエト連邦は鎌とハンマーを入れており、中華人民共和国は5つの星を入れています。日本は稲穂と歯車で農民と労働者を示すものになっています。社会主義国になったらこのような旗が日本の風土に合っているといえます。

 国歌の代案は明日に続きます。

 
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