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公園の木々の名前知って 飯田で応援隊が手作りプレート

木にプレートを設置する「モーリーの森応援隊」メンバーら=飯田市の野底山森林公園で

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 飯田市上郷黒田にある野底山森林公園の維持管理を担うボランティア団体「モーリーの森応援隊」のメンバーたちが二十四日、公園に生える木に親しんでもらおうと、公園内にある小鳥の森樹木園で木の種類を示す手作りプレートを設置した。

 小鳥の森樹木園には、鳥が集まるよう、実がなるものを中心にイヌツゲやスギなど五十種が一本ずつ植樹されている。「せっかくたくさんの木があるのに、何の木か分からない」と来場者から声が上がり、木に詳しいモーリーの森応援隊メンバーが木の種類を調査。栗の木を彫刻刀で彫るなど、木の名前を記したプレートを三カ月かけて作った。

 応援隊メンバーの住民有志ら二十三人が参加。手作りのプレート五十個をそれぞれの木に取り付けた。樹木園には鳥の巣箱も設置されており、春先からヤマガラやシジュウカラの巣作りが本格化するのを前に巣箱の清掃もした。

 応援隊の佐々木久好会長(70)は「木々をより身近に感じてもらえれば」と話した。現在は春の訪れを告げるかのようにマンサクが開花で、今週中が見頃という。

 (飯塚大輝)

 

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