７＋１８＝１億円、竜７倍にアップ

　北谷球場でのキャンプ中のグッズ売り上げが２４日、初めて１億円を突破した。根尾効果で、松坂フィーバーに沸いた昨年から倍増。３年前と比べれば７倍に増えた。

　松坂と根尾。甲子園を彩ったスーパースターの人気は、たとえ本人たちがいなくても絶大だった。「想像以上。本当にびっくりしています」。グッズを担当する球団企画営業部の北野勝則さんが驚きの声を上げた。

　２０１６年までは毎年１５００万円前後を推移。１７年に２０００万円に達し、松坂が入団した昨年は一気に５０００万円に増えた。今年の当初目標は７０００万円に設定。キャンプ中に８５００万円に上方修正したが、現実はさらに上回り大台を超えた。

　最も多く売れたのは根尾の名前入りタオル（１枚２０００円）。売上額では背番号「１８」が入った松坂のレプリカユニホーム（同６０００円）がトップだという。いずれもキャンプ限定で人気を集め、選手別ではこの２人にドアラ、京田が続く。

　この日は午前中に到達を記念して、セレモニーを実施。節目の購入者となった愛知県津島市の会社員河村良一さん（５９）に与田監督のサインが入ったレプリカユニホームと帽子、福田が使用したサイン入りの打撃用手袋が贈られた。