2008-05-12
■[雑記]1巻完結の個人的お勧め?ラノベ作品10選 ~電撃文庫~
おもしろい企画だったので、ちょっと別方向のアプローチしてみようかと思って書いてみました。
基本的に1巻完結を前提とします。あと、今年発売されたものは勝手ながら対象外とさせていただきました。また、キャラ読みする私の独断と偏見で選んだものばかりなので、過度の期待はしない方がいいかもしれないです。そして、電撃文庫しかないのは、私の読書傾向が偏りまくっているからです。申し訳ありません。
タイム・リープ
- 作者: 高畑京一郎
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 1995/06
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 65回
- この商品を含むブログ (33件) を見る
どっかで「ラノベ入門者お断り」とか言われてましたが、これ読むまで私は本当に本が嫌いだったので、本嫌いを治してくれた作品ということで非常に思い入れがあります。構成も面白くて非常に好きな作品です。
海の底
- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/06
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 115回
- この商品を含むブログ (235件) を見る
個人的には有川浩さんが化けた作品だと思ってます。「図書館戦争」が有名ですが、あれはハードカバー4冊もあるので、作者の雰囲気知りたい人は試しにこちらを最初に読むのもありかと思います。
ミミズクと夜の王
- 作者: 紅玉いづき,磯野宏夫
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2007/02/10
- メディア: 文庫
- 購入: 17人 クリック: 225回
- この商品を含むブログ (404件) を見る
独特の雰囲気があり、最近の大賞受賞作品の中では群を抜いて良い作品だと思います。
ある日、爆弾がおちてきて
- 作者: 古橋秀之,緋賀ゆかり
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/10
- メディア: 文庫
- 購入: 23人 クリック: 230回
- この商品を含むブログ (355件) を見る
古橋秀之さんというと「ブラックロッド」なんですが、あれは3部作だと思っているので今回は除外。(物凄くお勧めなんですけどね。)これは短編集ですけど、後半2作品が本当に秀逸なので、それだけでも読む価値あり。
猫泥棒と木曜日のキッチン
- 作者: 橋本紡
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/08/01
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 472回
- この商品を含むブログ (85件) を見る
「半分の月がのぼる空」の作者のハードカバー作品。切ない話ですが、いろいろと考えさせられる良い作品です。
クリスタル・コミュニケーション
クリスタル・コミュニケーション―あなたの神様はいますか (電撃文庫)
- 作者: あかつきゆきや,ぽぽるちゃ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2003/06
- メディア: 文庫
- クリック: 22回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
個人的名作。
ラジオガール・ウィズ・ジャミング
ラジオガール・ウィズ・ジャミング (電撃文庫 (1288))
- 作者: 深山森,BUNBUN
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/07
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 65回
- この商品を含むブログ (79件) を見る
これも派手ではないけど、手堅く纏っていて好きな作品。
カスタム・チャイルド
- 作者: 壁井ユカコ,鈴木次郎
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/04
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 41回
- この商品を含むブログ (60件) を見る
壁井ユカコさんの作品なんですが、かなり人を選ぶ模様。というか、酷評されているのしか見たことないんですが、個人的には大好きな作品だったりします。
つきこい
- 作者: 山科千晶,高野音彦
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2007/11
- メディア: 文庫
- クリック: 31回
- この商品を含むブログ (33件) を見る
これも切ないけど、凄くいい話だと思います。
LAST KISS
- 作者: 佐藤ケイ,高梨ひつじ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2002/08
- メディア: 文庫
- 購入: 7人 クリック: 45回
- この商品を含むブログ (43件) を見る
「天国に涙はいらない」の作者ですが、これは泣ける話ですね。
とりあえず
こんな感じですが、前半5作品はいいとしても後半5作品はかなり趣味に走っているので人によっては難色を示すんじゃないかなぁと思ったりもしてしまいますが、どうなんでしょう。
あと、電撃文庫で統一してしまったのは、私本人がそれ以外殆ど読んでいないからです。したがって、富士見版や角川版なんかはありません。重ね重ね申し訳ございません。
というか、こういうの書いてみると、自分がいかに本を読んでいないかがよく分かって凹みました。このあたり、誰かもっとマシなものを作ってくれると非常に嬉しいですね。