福ちゃん通信vol.21
2019年2月22日
2019年02月23日 (土)
ヒロイン・福子役の安藤サクラさんの第21週の感想は「偽福子ポスターは実は…」です。
そんなサクラさんに、撮影時のエピソードや印象的だったシーンなどについて振り返ってもらいました。
楽しかった試食販売
昭和33年8月25日。ついに「まんぷくラーメン」が発売されました! 福ちゃん、萬平さん、鈴さんは大急百貨店の特設売り場で試食販売を行います。ラーメンができあがるまでの3分間、お客さんを引き止めるため、福ちゃんと鈴さんはラーメン開発秘話を名調子で語ります。
「お客さんの前でラーメン開発について話すシーンは、おもしろかったです。萬平さんも『いらっしゃいませぇ!』の言い方とか、いろいろ試されていました。そんな萬平さんの売り子さんぶりも見どころだったと思います」。
「まんぷくラーメン」のテレビコマーシャルが流れたあと、試食販売に立った福ちゃんは、「テレビに出てる人やないの」とお客さんにすぐに気づかれてしまい、ちょっとした騒ぎに。ばれるのが恥ずかしい福ちゃんは、次の試食販売の時は、だて眼鏡をかけて変装します。
「だて眼鏡をかけるなら、ダネイホンの看板で萬平さんがかけていた眼鏡がいいと思って。きっと、福ちゃんが思い出箱の中に入れて大切にとっておいたんでしょうね」。
CMナレーションはダネイホンの宣伝放送テイストに
思ったように売り上げが伸びない「まんぷくラーメン」。福ちゃんのアイデアでテレビコマーシャルを制作することに。学生時代、映画研究会に入っていた神部さんが考えた「主婦が子どもたちにラーメンを作る」という案が採用され、福ちゃんと源ちゃん、幸ちゃんが出演することになりました。
「福ちゃんがかっぽう着の下に着ているのは、いつも鈴さんが着ている着物なんですよ。それにしても、鈴さんも出してあげればいいのに、って思います。鈴さんが出てるコマーシャルも一度見てみたいです」。
「テレビコマーシャルのシーンを撮影しているころ、ちょうどダネイホンの宣伝を作っているシーン(第11週)を放送していたんです。それで、台本では(女性の声)とだけ書かれていたナレーションを『今回も福ちゃんで』と、急きょオファーをいただきました。『おいしい、おいしいダネイホン』に近い感じのナレーションにしたんですけど、気づいてもらえましたか?」
親友が3人そろうと昔に戻ったみたい!
テレビコマーシャルを見た泉大津にいるハナちゃんが、敏ちゃんとともに、2人そろって福ちゃんの家を訪ねてきてくれました。女学校時代からの親友3人がそろうのは、十数年ぶりのことです。
「3人そろうのが、戦争中に橋の上で『また絶対に会おうね』と約束して以来だったなんて驚きです。敏ちゃん、ハナちゃんに会うと昔に戻ったような感覚になって、いつも楽しいです。こういう友達って本当にいいですね」。
いろいろな顔で撮った偽福子ポスター
「まんぷくラーメン」の偽物「本家まんぷくラーメン」を作っているテイコー食品。真一さんと世良さんが乗り込んでいきますが、社長の猿渡はひるむことなく、偽物を売り続けると宣言。さらには、福ちゃんそっくりの偽ポスターまで見つかり、みんなの怒りが爆発します。
「偽福子のポスターは台本に『安藤サクラさんで』と書かれていたんです。一見すると絵みたいなんですが、写真なんですよ。『「まんぷく」のメインポスターみたいにしたい』ってお願いして、いろいろな表情で撮りました。二重の幅を自力で変えてみたり。福ちゃんにそっくりだけど福ちゃんより品がない、という設定なので、髪の毛をチリチリにしたり、赤いマニキュアを塗ったりしてみました」。
「偽福子」を演じた女優さんの特別インタビューは、2月23日(土)18:00頃から公式Instagram( https://www.instagram.com/nhk_mampuku/ )のストーリーズで24時間限定公開予定です。お見逃しなく!
★スマートフォンからは上のQRコードからアクセスしてください。
それでは、次回の「福ちゃん通信」は3月1日(土)公開予定です。
お楽しみに!