イケメン歌手の西浦秀樹(36)が、ロックバンド「安全地帯」のギタリスト武沢侑昂(60)とベーシストの六土開正(63)とコラボレーションし、同バンドの名曲「悲しみにさよなら」をカバーした。27日にシングルとして発売する。
子供のころ「ワインレッドの心」に衝撃を受け、大ファンになった西浦は昨年9月、東京都内で安全地帯のフルカバーライブを開催した際、共演した音楽仲間の美勇士(37)を通じて六土がゲスト出演。ライブ後に西浦がダメもとで六土に安全地帯楽曲のカバーと編曲をお願いしたところ快諾を得た。西浦の声質や歌声を踏まえ、楽曲は「悲しみにさよなら」で満場一致。武沢と六土もレコーディングに参加した。
「イントロだけ西浦くんの感じや世界観を歌えるように、その気持ちに入っていけるように作りました。よく歌ってくれたと思います。いい感じの作品になりました」と武沢。甘い歌声でバラードを武器とする西浦は、安全地帯“公認”の勝負曲でブレークを狙う。「現在の音楽シーンでは漏れていく名曲がたくさんあります。恐れ多くも僕が歌わせていただくことで、これから音楽を知る方たちにも愛してもらいたいです」とアピールした。
<西浦秀樹(にしうら・ひでき)>1982(昭和57)年9月19日生まれ、大阪府出身。2005年11月にシングル「指輪」でデビュー。現在まで6枚のシングルをリリースし、さまざまなジャンルとストーリー性のある音楽に挑んでいる。16年に元AKB48の片山陽加や松井咲子らとともに、「ワケありバンド!かにたま」を結成。