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【サッカー】

浦和、決定力欠きドロー

2019年2月24日 紙面から

◇J1第1節 仙台0-0浦和

 浦和のボール保持率は川崎に敗れた1週間前のスーパー杯に比べれば飛躍的に上がり、パスもよく回った。だが、ゴール前での迫力に欠けるなど相変わらず無得点。持ち帰る勝ち点も1止まり。

 長沢は「前線の選手がいい形でボールを受けられていない。攻撃の構築の部分で細かいずれとか、まだまだ改善しなければいけない、擦り合わせないといけない所が多い」。課題も目についた試合だった。

 攻撃のタクトを振るった柏木も同意見。「点を取らないと勝てない。そこは突き詰めていかないと。リスクを冒してでも攻めないといけない」とシュート6本に終わったことを嘆いた。

 杉本、山中、エベルトンら新戦力も周囲との連係面がもうひとつで、チームにフィットしきれていない。武藤、青木ら主力にけが人も多く、ベンチに攻撃的なカードが2枚しかないのも気にかかる。オリベイラ監督は「今後さらに良くなっていく兆候が見られた」と前向きだが、浦和にとっては“春まだ遠く、寒風身に染みる”仙台戦だった。 (内田修一)

 

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