こんにちは、Office 365相談センターの五味です。
今回は、Office 365ビギナーの皆さん向けに、Office 365ユーザーに人気のプランの一つである「Office 365 Business」について解説します。
もしわからない所があれば、ぜひOffice 365相談センターまでお問い合わせくださいね。
Office 365相談センターでは、法人のお客さまからの導入前のお問い合わせやご相談に専任スタッフが回答いたします!
Office 365 Business を理解する上で重要な3つのポイントを中心に、Office 365 Business とは何か、を説明します。
Office 365 Businessとは、ずばり、今まで使ってきた Word, Excel, PowerPointなどのいわゆる「Office」の "クラウド版" です。
「クラウド版」というのは、Officeアプリケーションの提供がクラウドからダウンロードする、というだけで、今までのようにPCのローカル上で起動し、また、オフラインの環境でも使うことができます。※
Office 365 Businessをご契約いただくと、以下のOfficeアプリケーションをご利用いただけます。
Office 365 Business は、300名以下で利用するお客さま向けのプランです。
301名以上でご利用の場合は、「Office 365 ProPlus」という上位プランをお選びいただくことになりますので、ご注意ください。
Office 365は「テナント」と呼ばれる概念があり、1契約に1つのテナントが付与されます。
「環境」なんて表現もしますが、イメージで言うと、「ビル」とか「事務所」みたいなものでしょうか。
Office 365 Business の場合、そのテナント内には300名まで座れる席が用意されているのですが、301名以上からは席がないので、別のテナントになってしまい、同じ環境での仕事ができなくなってしまうんですね。
そのため、大人数でご利用の場合は、301名以上でも同じテナント内で席が用意できる「Office 365 ProPlus」が必要になります。
会社で支給されているPCに加え、検証機、会社支給のスマートフォンやタブレット端末、プライベートのスマートフォン、自宅のPC...
日頃色々な端末を利用して仕事をされていると思いますが、Office 365 Businessなら1ユーザーに紐づくPC(Mac含む)5台、スマートフォン5台、タブレット5台までOfficeをインストールすることができます。※
Office 365 Business をご契約いただくと、1ユーザーあたり1TBの容量のあるファイルストレージ「OneDrive for Business」がついてきます。
データが加速度的に増えていく今、プライベートで契約したDropboxやboxといったサービスをこっそり使っている従業員がいて頭を抱えている方もいらっしゃるのでは?
ありがちな「シャドウIT」のケースですが、コンプライアンスや情報セキュリティ管理体制的にはアウト。
Officeアプリケーションのついでに、クラウドストレージも会社から支給して、それらをしっかり守りましょう!
それに、1TBもあったら業務で利用するファイルは入れ放題ですよね!
会社の中には、PCのOSがWindowsではなくMacユーザーの方もいらっしゃる会社さんも多いですよね。
MacユーザーがOfficeを使おうとすると、今まではWindows向けのライセンスとは別に「Office for Mac」のライセンスを用意してあげないといけませんでした。
しかし、Office 365は1ライセンスでWindows向け/Mac向け両方のOfficeのアプリケーションをインストールすることが出来ますので、ライセンスの管理がしやすくなります。
また、PCを買い換えると、今まではOfficeも買い換えないといけないというケースもあったかと思います。(OfficeがプリインストールされているPCを購入されたり、PCの入れ替えが2回めで、インストールの上限数を越えたなど...)
Office 365は1ユーザー Mac含むPC5台までインストールできますので、PCの買い替えがあってもOfficeライセンスの買い替えや更新を気にする必要がありません。
2020年にOffice 2010のサポート終了がやってきますが、今までどおりの買い取り型のOfficeでは今後も何年かに1回はサポートサイクルの終了にIT担当者がバタバタしなければいけません。
でもOffice 365なら、契約期間中はずっとサポートが続きますので、もうサポート切れの心配がいらないんです。
Office 365 Business の価格は、1ユーザー 900円(税別)/月
夏に飲みたいスタバのコールドブリューコーヒー 2.5杯(Tallサイズ)分ですね!!
全従業員分だとどのくらい金額がかかるのか気になる(でも電卓を出すのはちょっと面倒くさい...)方は、こちらの料金シミュレーターもチェックしてみてくださいね。
「今までも買い切り型のOfficeを使ってきたし、これからも別にそれで良いよ...」という方って、実はかなり多いのではないでしょうか?
"現状維持バイアス"なんて呼び方を最近社内ではしているのですが、とにかく以前と変わると嫌なことばっかりだ!なんてイメージがあるのかもしれません。
そこで、今までのOfficeとOffice 365のOfficeがどう違うのか、どっちが得なのか見ていきましょう。
価格的に見ると、だいたいOffice 365 Business(900円(税抜)/月)3~5年分の価格が、今までの買い切り型のOfficeの価格となっていますね。
Officeは今まで、Office 2003 → 2007 → 2010 → 2013 → 2016 (→ 2019?) というように、3年毎にバージョンが新しくなってきましたから、それにあわせた価格帯設定になっています。
とは言え、「毎度新しいバージョンが出るたびに買ってらんないよ、うちは10年も使ってる!」なんて会社さんも中にはいるかもしれません。
Home & BusinessとOffice 365を比較すると、4年以上新しいOfficeを購入しない場合、Office 365の方が割高になってしまうのは事実です。
しかし、デバイスをたくさん持ち、働き方が多様化している今の時代にこそありがたいインストール可能台数の多さを始め、アップグレード権があったり、また、契約が続く限りサポートが切れないということもメリットではないでしょうか?
買い取り型の今までのOfficeは、メインストリームサポートは5年、その後延長サポートとして5年がついていますが、サポートサイクルの終わりがやってくるたびに「また新しいのに替えなきゃ...どれを検討したら良いんだ、何が良いんだ、予算が...」と困って、このページに辿り着いたりするわけですね。(笑)
Office 365なら、もう永遠にサポート終了に悩まされることもなくなります。
ライセンス管理やサポート切れなど、1円にもならないことにリソースを使うのではなく、Office 365をお選びいただき、従業員の生産性向上や働き方、満足度の向上をどうすべきかにリソースを使っていきたいですよね。
ちなみに、「基幹システムとの互換性の問題もあるから常に新しいバージョンにされるのは困る」というご意見もよく伺いますが、Office 365は管理者がOfficeの更新のスパンを半年ごとに設定することも可能(詳しくはこちらの記事もお読みください)ですし、更新の正式リリース前に互換性の検証用として次期リリースのビルドを提供したりもしていますよ。
いかがでしたか?Office 365 Businessについて、ご理解いただけましたか?
簡単にまとると...
■Office 365 Businessとは...
■価格は 1ユーザー:900円(税抜)/月
■今までの買い取り型のOfficeと比べると、4年以上買い換えない場合は高くついてしまうが、その分、アップグレード権やインストール可能台数の多さ、永遠にサポート終了が来ないなどメリットも多い
最近「Office 365 Business」で検索してこのサイトに来てくださる方が多いので、今回は「Office 365 Business」について特集してみました。
Office 365導入について、ご不明な点があればOffice 365相談センターまでお気軽にお問い合わせくださいね。
Office 365相談センターでは、法人向けOffice 365の導入前のお悩み、ご相談に専任のスタッフが回答します!
では、また次回のブログでお会いしましょう!
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