架空国家創造物語2019[No.6278]
残る外海は、オホーツク海と東シナ海に相当する位置にある海である。現時点では、列島の北西にあるというアッサン大陸の形状や、周辺に点在する離島さえ未設定である。よって、本当に大雑把な位置を指すより他に無い。
名付けるに当たってまずはこれらを調べてみたのだが、いずれも隣国の地名が由来らしい。待て待て、それじゃあ日本海だけが隣国からクレームを付けられた果てに国際的にディスられるのは、日本人としては甚だ憤慨というか、もはやいじめのような話ではないか!?もし大昔に日本の力がもっと強かったら、前者は紋別海とか網走海、後者は西九州海にでもなっていたかもしれないということだろう。
今となっては、大多数の日本人が、どちらの名称に対してもいちいちクレームを付けたりはしていない…と思う。主観的にはオホーツクは響きがカッコ良くて気に入っているぐらいだが、もう一方は語源が放送コードに引っ掛かるとかで、何とも複雑なものである。もはやこれ以上議論を続けると色々面倒臭いので、コメントや突っ込み等は一切受け付けないので御了承あれ。
…で、架空世界ではどうする?前者は月本國の力が強ければ、北方道北東の地名の「礼布」とか「茂岩」が付いたかもしれないが、未設定の異国っぽい響きのカッコいい名をじっくり考えるとするか…。後者はピンコウの東だから「トンピン海」か「東ピン海」!?…いやそれなら「東平海」の方がいい。
名付けるに当たってまずはこれらを調べてみたのだが、いずれも隣国の地名が由来らしい。待て待て、それじゃあ日本海だけが隣国からクレームを付けられた果てに国際的にディスられるのは、日本人としては甚だ憤慨というか、もはやいじめのような話ではないか!?もし大昔に日本の力がもっと強かったら、前者は紋別海とか網走海、後者は西九州海にでもなっていたかもしれないということだろう。
今となっては、大多数の日本人が、どちらの名称に対してもいちいちクレームを付けたりはしていない…と思う。主観的にはオホーツクは響きがカッコ良くて気に入っているぐらいだが、もう一方は語源が放送コードに引っ掛かるとかで、何とも複雑なものである。もはやこれ以上議論を続けると色々面倒臭いので、コメントや突っ込み等は一切受け付けないので御了承あれ。
…で、架空世界ではどうする?前者は月本國の力が強ければ、北方道北東の地名の「礼布」とか「茂岩」が付いたかもしれないが、未設定の異国っぽい響きのカッコいい名をじっくり考えるとするか…。後者はピンコウの東だから「トンピン海」か「東ピン海」!?…いやそれなら「東平海」の方がいい。
架空国家創造物語2019[No.6277]
世界最大の海で、東洋と西洋にまたがるが、それだけでは要素が足りない。赤道をはさんで南半球と北半球にまたがっている。実在の海は環太平洋と称するぐらいだから、大きな円形である。さてどうするか?
ここはまず、漢字三文字で「洋」を入れるのは、パクり…もとい継承したいところである。大きな海だから「大」か「太」を入れるのも継承したい。後でしっくり来る方を選ぶとしよう。となると、残る一文字である。
試しに「海」を入れてみるか…。「大海洋」…悪くは無いが、何だか違和感がある。「大洋海」…変換したら大妖怪になってしまったのでこれはまずい。そもそも「洋」に海のような意味合いがあるのでかぶってしまうではないか…。
ならば赤道と日付変更線をまたぐということで、どちらも地球を半分に割るような線である。「中央」を入れるのはどうか?「大中洋」…何だか隣国に昔居た大統領というか、オオナカヒロシさんと読んでしまいそうである。だったらオオニシヒロシさんも居るだろうという突っ込みはともかく、何か違和感がある。では「大央洋」はどうか?「だいおうよう」だと大王様っぽい響きになるので、読み方は「たいおうよう」…これはかなりオリジナル色が濃くなったかもしれない。そもそも「大〇洋」ではどんな文字にしようと人名と空目になるわけで、深く考えれば迷路にハマるのは避けられない。ならば最後にひねりを加えて、「太央洋」にしようか…。
ここはまず、漢字三文字で「洋」を入れるのは、パクり…もとい継承したいところである。大きな海だから「大」か「太」を入れるのも継承したい。後でしっくり来る方を選ぶとしよう。となると、残る一文字である。
試しに「海」を入れてみるか…。「大海洋」…悪くは無いが、何だか違和感がある。「大洋海」…変換したら大妖怪になってしまったのでこれはまずい。そもそも「洋」に海のような意味合いがあるのでかぶってしまうではないか…。
ならば赤道と日付変更線をまたぐということで、どちらも地球を半分に割るような線である。「中央」を入れるのはどうか?「大中洋」…何だか隣国に昔居た大統領というか、オオナカヒロシさんと読んでしまいそうである。だったらオオニシヒロシさんも居るだろうという突っ込みはともかく、何か違和感がある。では「大央洋」はどうか?「だいおうよう」だと大王様っぽい響きになるので、読み方は「たいおうよう」…これはかなりオリジナル色が濃くなったかもしれない。そもそも「大〇洋」ではどんな文字にしようと人名と空目になるわけで、深く考えれば迷路にハマるのは避けられない。ならば最後にひねりを加えて、「太央洋」にしようか…。
架空国家創造物語2019[No.6276]
それでは列島の反対側の南東方向に広がる大きな海はどうする?実在世界では太平洋に相当し、世界最大の海なわけである。いくら架空世界だからといって、礼愛沖にムー大陸のような都市伝説っぽい陸地が存在することは無い。地図上に描くだけならば簡単だが、それをやってしまうと気候が現実離れしてしまうのは必至なので却下された。
さて、実在世界における大きな海といえば、太平洋・大西洋・インド洋である。後者2つに相当する海は遠い異国の地にあるということで、今回は設定しない。となると、残るは太平洋のような広大な海に名前を付けるわけだが、正直今まで深く考えたことが無かった。単純に外海とか南海とか仮の名前で話を進めていたような気がするが、それも定かではない。
まずはあれこれ無い知恵を絞って候補を挙げたが、有力な候補として挙がったのが大東洋だった。大西洋に対抗する印象で響きもいいし、東洋とか極東とか称される国なわけだから、これで決まりかけたのだが…重大な抜けが生じて待ったがかかった。確かに月本列島やアッサン大陸の沿岸ならば東洋に違いないが、実在の太平洋は日付変更線を越えてアメリカ西海岸へ達してしまうわけで、そちらでは西洋になってしまうではないか…。よって、残念ながら没になったのである。
さて、実在世界における大きな海といえば、太平洋・大西洋・インド洋である。後者2つに相当する海は遠い異国の地にあるということで、今回は設定しない。となると、残るは太平洋のような広大な海に名前を付けるわけだが、正直今まで深く考えたことが無かった。単純に外海とか南海とか仮の名前で話を進めていたような気がするが、それも定かではない。
まずはあれこれ無い知恵を絞って候補を挙げたが、有力な候補として挙がったのが大東洋だった。大西洋に対抗する印象で響きもいいし、東洋とか極東とか称される国なわけだから、これで決まりかけたのだが…重大な抜けが生じて待ったがかかった。確かに月本列島やアッサン大陸の沿岸ならば東洋に違いないが、実在の太平洋は日付変更線を越えてアメリカ西海岸へ達してしまうわけで、そちらでは西洋になってしまうではないか…。よって、残念ながら没になったのである。
架空国家創造物語2019[No.6275]
北斗島はRPGの設定が発祥で、ファンタジー要素が満載なので、実在世界に見本となる場所が存在しない。科学的理論に基づく範囲内ならば、もう何でもアリな月本國独自の設定でいいような気がする。てなわけで、あまり深く考えるのも面倒になったので、もっと現実じみた設定が必要な本土へ飛ぶとする。
今までずっと考えてはいたものの、明確に設定していなったのが、列島を取り巻く海の名称である。まずは既に「月影の駅」の開発日記や月本國の設定資料の議論で、何となく使い続けていた「月本海」である。実在世界では言わずもがな、日本海に該当する海と考えてよい。ではこの海の名称をどうする?北西に大陸があるという前提ならば、もはや変えることもあるまい。RPGの設定で矛盾が生じたものの、大雑把過ぎる設定資料にバカ正直に従うことも無かろう。
ところで、水面下で地味に開発が続いている「月影の駅」のリメイク作業だが、作業は大詰めと公表しておく。新たに追加されたイベントマップでは、どこかでこの月本海が登場するが、テキストの中で明確に名称を示すかどうかは未定である。
今までずっと考えてはいたものの、明確に設定していなったのが、列島を取り巻く海の名称である。まずは既に「月影の駅」の開発日記や月本國の設定資料の議論で、何となく使い続けていた「月本海」である。実在世界では言わずもがな、日本海に該当する海と考えてよい。ではこの海の名称をどうする?北西に大陸があるという前提ならば、もはや変えることもあるまい。RPGの設定で矛盾が生じたものの、大雑把過ぎる設定資料にバカ正直に従うことも無かろう。
ところで、水面下で地味に開発が続いている「月影の駅」のリメイク作業だが、作業は大詰めと公表しておく。新たに追加されたイベントマップでは、どこかでこの月本海が登場するが、テキストの中で明確に名称を示すかどうかは未定である。
架空国家創造物語2019[No.6274]
気候は亜寒帯になり得るかどうか微妙だが、寒帯だと住むには厳しいか…。高緯度でも暖流や季節風が来ればどうにかなるかもしれないが、その辺りの設定は科学的に解析しないと困難である。とりあえず近くに大陸の無い離島だが、周囲の海は夏季を除いてずっと氷に覆われているような場所である。
島の中心は比較的高い山だが、裾野は割と平野が広がっている。交通はフェリーも運航されているが、大都や厚幌から飛行機の直行便があり、国際空港は大型機の離着陸が可能である。人口は4000人ほどでほぼ横ばい、古くからの住民も全員が本土からの移民である。産業は昔は漁業中心だったが、国際的な北極圏の航路の中継・停泊基地が整備され、陸空の交通の要所となっていて、そこで働く人が多い。又、極寒の気候を利用した研究施設や訓練施設の長期滞在者も多い。月本最北の地ということで観光客も多く、温泉も湧き出ている。
何だか至れり尽くせりの設定で都合が良過ぎやしないか…?現実世界でも国境に近い離島は国が維持管理を強化しているので、それに従うとする。北斗島は北極の重要な拠点ということで、自衛隊が常駐していて、国が特に監視を強めている。
島の中心は比較的高い山だが、裾野は割と平野が広がっている。交通はフェリーも運航されているが、大都や厚幌から飛行機の直行便があり、国際空港は大型機の離着陸が可能である。人口は4000人ほどでほぼ横ばい、古くからの住民も全員が本土からの移民である。産業は昔は漁業中心だったが、国際的な北極圏の航路の中継・停泊基地が整備され、陸空の交通の要所となっていて、そこで働く人が多い。又、極寒の気候を利用した研究施設や訓練施設の長期滞在者も多い。月本最北の地ということで観光客も多く、温泉も湧き出ている。
何だか至れり尽くせりの設定で都合が良過ぎやしないか…?現実世界でも国境に近い離島は国が維持管理を強化しているので、それに従うとする。北斗島は北極の重要な拠点ということで、自衛隊が常駐していて、国が特に監視を強めている。
架空国家創造物語2019[No.6273]
RPGにおける北斗島の設定は完全に近未来系ファンタジーなので、架空地図の設定と異なっても問題無い。ただ、本土から不自然に離れた月本國の特異点という設定は、もはや変えられないし作者としては変えたくない。よって、各種設定もしておく必要があるだろう。
何はともあれ、ここが月本の領土となり得るためには、月本人の先住民族が居たという歴史は考えられない。無人島だった場所に月本人の歴史上の人物が上陸したと考えるのが普通だろう。となると、冒険心旺盛な人物が船出をした際に偶然発見したのではないか…。月本の歴史は実在世界の日本史に近いものと大雑把に設定してはいるが、航海の技術を考えると、江戸時代中期から明治時代にかけての範囲と思われる。
歴史的にはずっと人が住んではいたものの、本土が荒廃していた時代には、異国に占領されたこともあると考えられる。北極の交通の拠点であり、漁業も盛んなことから、小さな離島ながらも世界的に重要な拠点となっていて、たびたび領土を狙われているということか…。
何はともあれ、ここが月本の領土となり得るためには、月本人の先住民族が居たという歴史は考えられない。無人島だった場所に月本人の歴史上の人物が上陸したと考えるのが普通だろう。となると、冒険心旺盛な人物が船出をした際に偶然発見したのではないか…。月本の歴史は実在世界の日本史に近いものと大雑把に設定してはいるが、航海の技術を考えると、江戸時代中期から明治時代にかけての範囲と思われる。
歴史的にはずっと人が住んではいたものの、本土が荒廃していた時代には、異国に占領されたこともあると考えられる。北極の交通の拠点であり、漁業も盛んなことから、小さな離島ながらも世界的に重要な拠点となっていて、たびたび領土を狙われているということか…。
架空国家創造物語2019[No.6272]
さて、月本列島を従来よりもう少し西へずらして、アッサン大陸に近付けるという策はほぼ決定となった。今までずっと列島の北西沖の海を月本海と称していたが、これも現実世界と同等の規模にしないことには、気候が現実離れしてしまう。となると、北斗島の設定がますますややこしくなってしまうではないか…。
北斗島の設定上の位置は、北方道厚幌市から北へ約1800kmである。だが、新しい設定を行使するならば、双方を直線で結ぶと、その間にどうしてもアッサン大陸がかぶってしまう。無理矢理かぶらせないようにするか、又は完全に飛び地の領土とするかの二択になるだろう。
更に悩むのが歴史上の設定である。そもそもこんな離れた場所が最初に月本の領土となったきっかけは何か?そして、幾度と起きたであろう世界的な戦争や紛争を現実の歴史に近付けるとなると、北斗島がずっと月本固有の領土を維持していたというのは不自然ということである。
北斗島の設定上の位置は、北方道厚幌市から北へ約1800kmである。だが、新しい設定を行使するならば、双方を直線で結ぶと、その間にどうしてもアッサン大陸がかぶってしまう。無理矢理かぶらせないようにするか、又は完全に飛び地の領土とするかの二択になるだろう。
更に悩むのが歴史上の設定である。そもそもこんな離れた場所が最初に月本の領土となったきっかけは何か?そして、幾度と起きたであろう世界的な戦争や紛争を現実の歴史に近付けるとなると、北斗島がずっと月本固有の領土を維持していたというのは不自然ということである。
架空国家創造物語2019[No.6271]
東京のあらゆる案内看板には、日本語と英語の他に、近隣の二カ国語が併記されているのが当たり前になってしまった。となると大都ではどうなるのか?作者の技術では従来の二か国語だけでいっぱいいっぱいなので、当分あと二つを追加する予定は無い。だけど架空地図の設定においては、近隣の国をピンコウの他にあと一つ追加しておく必要があるだろう。その国をどうするか?例のRPGの設定資料には存在しなかったので、全く新しい国家を設定することになる。
場所については、実在世界の大陸のように半島を付きだして設定することになるか…。とはいえ、あまりにもリアルに近づけるのは、何だか完全にパクリな気がしてしまう。だけど月本列島の近隣の地形は実在の地図に近付けないと、気候が現実離れしてしまう。結局どうしてもこの縛りからは逃れられそうにない。名前や地図は後で考えることにして、とにかく近隣の国を追加する必要があるということである。
ところで、RPGの設定では、リー・テンホーという名前のキャラが存在した。多分世界最大の先進国にある大学で、主人公と同じく留学しているが、あまり授業に出ていない。母国が戦争ばかりで、それに嫌気が差して逃げているような生活をしているらしい。この母国というのは、常に海峡の向こう側の隣国と戦争している国という設定なので、何となく中東辺りの国のような感じである。
場所については、実在世界の大陸のように半島を付きだして設定することになるか…。とはいえ、あまりにもリアルに近づけるのは、何だか完全にパクリな気がしてしまう。だけど月本列島の近隣の地形は実在の地図に近付けないと、気候が現実離れしてしまう。結局どうしてもこの縛りからは逃れられそうにない。名前や地図は後で考えることにして、とにかく近隣の国を追加する必要があるということである。
ところで、RPGの設定では、リー・テンホーという名前のキャラが存在した。多分世界最大の先進国にある大学で、主人公と同じく留学しているが、あまり授業に出ていない。母国が戦争ばかりで、それに嫌気が差して逃げているような生活をしているらしい。この母国というのは、常に海峡の向こう側の隣国と戦争している国という設定なので、何となく中東辺りの国のような感じである。
架空国家創造物語2019[No.6270]
月本列島の北西方向に大陸があるという設定は、現実世界に準ずるという設定から今後変わることは無い。両者の距離や位置関係は今後再検討する。そして、この大陸の名称はRPG開発以前から決まったいた。その名もアッサン大陸である。
「アッサン」がどこの国の言葉に由来するかは未設定だし、漢字表記も決まっていない。恐らくアジアをもじって名付けられたのだろう。実在のアッサム地方や、四国の東部の二つの国を指す阿讃とは無関係のはずである。定められた時期は明確ではないが、小二レベルにしては高等過ぎて不自然なので、中二かそれ以降と思われる。
アッサン大陸はそれなりに大きいが、属する国家の数は未設定である。RPG開発時では月本の大部分と同様に立入禁止区域となっていたので、それを免れた1つの国が設定されていた。それがピンコウ国である。実在の揚子江のような世界屈指の大河である「平江」の河口に位置する国…という設定だった。当時は川の名前をそのまま国の名前にしていたが、過去に記事を書いた後で指摘があり、「江」は異国の読みだと「コウ」ではなく「ジャン」らしい。長い間未解決のまま放置されていたが、ここで改めて設定するとしよう。
ピンコウ国は平江の河口に位置するということで、国名の漢字表記を「平口」とする。川の名前である「平江」の表記は変わらないものとして、現地の読みでは「ピンジャン」となる。かくして、川の名前と国の名前は異なるものとする。尚、平口がピンフ・イーペーコウから付けられたのではないのか!?という突っ込みは一切受け付けない。
「アッサン」がどこの国の言葉に由来するかは未設定だし、漢字表記も決まっていない。恐らくアジアをもじって名付けられたのだろう。実在のアッサム地方や、四国の東部の二つの国を指す阿讃とは無関係のはずである。定められた時期は明確ではないが、小二レベルにしては高等過ぎて不自然なので、中二かそれ以降と思われる。
アッサン大陸はそれなりに大きいが、属する国家の数は未設定である。RPG開発時では月本の大部分と同様に立入禁止区域となっていたので、それを免れた1つの国が設定されていた。それがピンコウ国である。実在の揚子江のような世界屈指の大河である「平江」の河口に位置する国…という設定だった。当時は川の名前をそのまま国の名前にしていたが、過去に記事を書いた後で指摘があり、「江」は異国の読みだと「コウ」ではなく「ジャン」らしい。長い間未解決のまま放置されていたが、ここで改めて設定するとしよう。
ピンコウ国は平江の河口に位置するということで、国名の漢字表記を「平口」とする。川の名前である「平江」の表記は変わらないものとして、現地の読みでは「ピンジャン」となる。かくして、川の名前と国の名前は異なるものとする。尚、平口がピンフ・イーペーコウから付けられたのではないのか!?という突っ込みは一切受け付けない。
架空国家創造物語2019[No.6269]
かくいうわけで、このRPGは近未来やSF要素も入っているので、”架空世界におけるファンタジー”という二重の架空設定になっている。二重否定が肯定であっても、架空の架空が現実になることは多分無い…だろう。
しかしながら、今になってこの縛りの中で月本列島周囲の様子を設定するのは、作者自身をかなり悩ませるほど困ったことになった。今まで過去に紙に残した資料なんてのは後で秘密裏にいくらでも改竄しているが、北斗島はもう変えることのできない決定事項である。現実世界に存在し得ない究極のオリジナル設定で生じた離島だが、今後詳細設定を突き詰める過程において、歴史や周囲の地形まで列島全体を完全に巻き込む事態になるだろう。
何はともあれ、大陸と月本列島との相対位置の設定は、大規模に再検討する必要がある。ある程度現実世界に従わなければ、後で面倒なことが山積みになるだろう。その最大の理由は気候である。もしも月本列島が現実世界に反して、周囲数千kmに大陸が無い孤島だったらどうなる?現実と同様に地震や火山の多い国家という設定ならば、安定したプレートの上に領土は置けない。海流や気流も現実離れしたものになるのは避けられない。そもそも明確な四季が存在し得るのか?科学的に解析しようにも、作者は専門学者ではないのでまず無理だろう。
しかしながら、今になってこの縛りの中で月本列島周囲の様子を設定するのは、作者自身をかなり悩ませるほど困ったことになった。今まで過去に紙に残した資料なんてのは後で秘密裏にいくらでも改竄しているが、北斗島はもう変えることのできない決定事項である。現実世界に存在し得ない究極のオリジナル設定で生じた離島だが、今後詳細設定を突き詰める過程において、歴史や周囲の地形まで列島全体を完全に巻き込む事態になるだろう。
何はともあれ、大陸と月本列島との相対位置の設定は、大規模に再検討する必要がある。ある程度現実世界に従わなければ、後で面倒なことが山積みになるだろう。その最大の理由は気候である。もしも月本列島が現実世界に反して、周囲数千kmに大陸が無い孤島だったらどうなる?現実と同様に地震や火山の多い国家という設定ならば、安定したプレートの上に領土は置けない。海流や気流も現実離れしたものになるのは避けられない。そもそも明確な四季が存在し得るのか?科学的に解析しようにも、作者は専門学者ではないのでまず無理だろう。
架空国家創造物語2019[No.6268]
昔の記憶もたどってみると、この設定資料のマップも、途中まで開発したゲームのフィールドマップも、月本國の位置は大陸からかなり離れている。もう少し詳しく言うならば、列島の北西に現実世界で言う日本海が存在しないのである。この方角にある大陸はもう少し西の方へ離れていて、月本列島の真北には遮る大陸が存在しない。現実世界に置き換えるならば、日本列島がもっと東へずれていて、ほぼ日付変更線上にあるような感覚である。
こういう設定を施した最大の理由は、北斗島の存在である。公式サイトの北方道の地図を参照して頂くと、北海道に相当する海に囲まれた大きな島の左上に、別枠で小さな島が描かれている。そこが月本最北の地である北斗島である。これが別枠ということは、実際にはどのくらいの相対位置にあるのか?東西方向はこの地図の経度に一致するが、南北方向は北方道庁所在地:厚幌から北へ1800kmという設定である。てことは、完全に世界最北レベルの北極圏に位置するではないか…。
架空地図でこの北斗島が設定された経緯には、RPG開発の事情がある。主人公はこの北斗島の出身で、ゲーム上の歴史設定によると、月本の残りの領土はその時点で立入禁止区域になっている。何等かの不可抗力により国家もろとも消滅したが、北斗島だけが免れた…というわけである。
こういう設定を施した最大の理由は、北斗島の存在である。公式サイトの北方道の地図を参照して頂くと、北海道に相当する海に囲まれた大きな島の左上に、別枠で小さな島が描かれている。そこが月本最北の地である北斗島である。これが別枠ということは、実際にはどのくらいの相対位置にあるのか?東西方向はこの地図の経度に一致するが、南北方向は北方道庁所在地:厚幌から北へ1800kmという設定である。てことは、完全に世界最北レベルの北極圏に位置するではないか…。
架空地図でこの北斗島が設定された経緯には、RPG開発の事情がある。主人公はこの北斗島の出身で、ゲーム上の歴史設定によると、月本の残りの領土はその時点で立入禁止区域になっている。何等かの不可抗力により国家もろとも消滅したが、北斗島だけが免れた…というわけである。
架空国家創造物語2019[No.6267]
満を持して久し振りにそのファイルを発掘して開いてみた。ほこりがかぶっていたし、紙の端が紫外線で茶色くなっていたが、文字はちゃんと残っていた。いや待て!作者が自分で書いた文字だというのに、自分で解読できるのか!?案の定その程度のレベルで、暗号なのか象形文字なのか分からないほどのド下手な文字が羅列されているが、ネタバレ防止のため安易に解読されることを拒んでのことだろう…としておく。
気になる内容だが、RPGの構築で必要なものがまとめられていて、シナリオは台詞の原案が全部、システムも主人公のレベルやスキルや装備やモンスターまで、必要なものがすべて設定されていた。これだけあればざっくりと中編レベルのRPGが作れてしまうだろう。もちろん文字が解読できればの話だが、それ以上は突っ込まないでおこう。
さて本題だが、今回はこいつのフィールドマップがどうなっているかである。ページをめくってみたら確かにあった。原案なのでレポート用紙に複数の陸地が線で囲まれただけの簡素なものだが、世界地図としては一応成り立っている。これによれば、実在世界の地球に似たような位置に大きな大陸がざっくりと4つあるが、オセアニアの位置に相当する場所には無い。そして月本國と思われる小さな島国が1つ、北半球の真ん中辺に描かれているではないか…。
気になる内容だが、RPGの構築で必要なものがまとめられていて、シナリオは台詞の原案が全部、システムも主人公のレベルやスキルや装備やモンスターまで、必要なものがすべて設定されていた。これだけあればざっくりと中編レベルのRPGが作れてしまうだろう。もちろん文字が解読できればの話だが、それ以上は突っ込まないでおこう。
さて本題だが、今回はこいつのフィールドマップがどうなっているかである。ページをめくってみたら確かにあった。原案なのでレポート用紙に複数の陸地が線で囲まれただけの簡素なものだが、世界地図としては一応成り立っている。これによれば、実在世界の地球に似たような位置に大きな大陸がざっくりと4つあるが、オセアニアの位置に相当する場所には無い。そして月本國と思われる小さな島国が1つ、北半球の真ん中辺に描かれているではないか…。
架空国家創造物語2019[No.6266]
過去に惑星規模で架空地図を設定した歴史は皆無だったか?否、過去ログのどこかに埋もれているだろうが、ざっくりと設定したことはあった。それは20世紀末にさかのぼるが、コンシューマー版RPGツクールでゲームを開発した当時の話である。
コンシューマー版はPC版に比べると、外部素材の使用もゲームデータの容量も厳しかった。よって、システムも素材もすべてデフォルトのものを使って作るしか選択の余地が無かった。言わずもがな、剣と魔法のいわゆる王道ファンタジーのRPG開発に特化していたので、世界観やシステムもそれに従ったわけであった。
その環境下で開発したゲームとは一体どんなものだったか?システムはもちろん剣と魔法で魔物をぶったたくオーソドックスなRPGだが、舞台は世界規模で冒険するもので、主人公は月本人ながら、世界各地に仲間になるキャラが登場した。世界観は現代あり近未来ありSFあり中世洋風ありのごちゃまぜで、しまいには異星人まで乱入した…というカオスなRPGであった。
ところでその作品は完成したのか?それはコンシューマー版RPGツクール4の性能を知る人なら想像できるだろう。今でも設定資料は分厚いファイルに綴じて放置されているが、誰か代わりに作ってくれる人が居ればファイルごと丸投げしようか…。但し、作者は自他共に認めるほど字が下手なので、今読み返したところで解読できるかどうかは謎である。
コンシューマー版はPC版に比べると、外部素材の使用もゲームデータの容量も厳しかった。よって、システムも素材もすべてデフォルトのものを使って作るしか選択の余地が無かった。言わずもがな、剣と魔法のいわゆる王道ファンタジーのRPG開発に特化していたので、世界観やシステムもそれに従ったわけであった。
その環境下で開発したゲームとは一体どんなものだったか?システムはもちろん剣と魔法で魔物をぶったたくオーソドックスなRPGだが、舞台は世界規模で冒険するもので、主人公は月本人ながら、世界各地に仲間になるキャラが登場した。世界観は現代あり近未来ありSFあり中世洋風ありのごちゃまぜで、しまいには異星人まで乱入した…というカオスなRPGであった。
ところでその作品は完成したのか?それはコンシューマー版RPGツクール4の性能を知る人なら想像できるだろう。今でも設定資料は分厚いファイルに綴じて放置されているが、誰か代わりに作ってくれる人が居ればファイルごと丸投げしようか…。但し、作者は自他共に認めるほど字が下手なので、今読み返したところで解読できるかどうかは謎である。
架空国家創造物語2019[No.6265]
議論が前後してしまったが、月本列島を取り囲む海や、列島の一部地域の広範囲に及ぶ平野や山脈・山地といった名称は、どれくらい設定されているのか?それには惑星規模で陸地と海洋を設定しないことには定まらない。とはいえ、ただでさえ月本國内の地味過ぎる作業が全然はかどらないというのに、全世界を巻き込むことになってしまったら永遠に終わらないではないか…。
作者は日本国内から出たことが無いこともあり、ずっと話題に触れずに避け続けていたのはやむを得ない。そうは言っても、現実世界では今どうなっているか?オリンピックの開催も控えていて世界から注目さあれているし、外国人の観光客が激増している。労働者や移民の受け入れの話も進んでいる。街の看板や案内標識はローマ字や英語表記の他に、近隣の国語表記まで追加されている。都心のコンビニや飲食チェーンには、もはや日本人の店員が居ないではないか…。
こんな現状では、月本國の設定作業も国内限定に絞り込むことができなくなっているというのが、最近よく思うことである。要するに列島周囲の地形や近隣の国家までは大雑把に設定しなければ、今後縛りがきつくなって苦労が増えるだろう。
作者は日本国内から出たことが無いこともあり、ずっと話題に触れずに避け続けていたのはやむを得ない。そうは言っても、現実世界では今どうなっているか?オリンピックの開催も控えていて世界から注目さあれているし、外国人の観光客が激増している。労働者や移民の受け入れの話も進んでいる。街の看板や案内標識はローマ字や英語表記の他に、近隣の国語表記まで追加されている。都心のコンビニや飲食チェーンには、もはや日本人の店員が居ないではないか…。
こんな現状では、月本國の設定作業も国内限定に絞り込むことができなくなっているというのが、最近よく思うことである。要するに列島周囲の地形や近隣の国家までは大雑把に設定しなければ、今後縛りがきつくなって苦労が増えるだろう。
架空国家創造物語2019[No.6264]
湖は火山や地震等の地殻変動で川がせき止められたりして自然にできたものと、人工的に川をせき止めてダムが造成されてできたものがある。架空地図の描画では、単純に水色でぬりつぶせばよいというものでもない。湖面が水平に静止していないと水が溜まった状態になり得ないし、周囲の土地は湖面より標高を高くしないと水がこぼれてしまう。山間部の急流にダムを造成するとなると、川の標高差を考えれば、かなり高い堰堤を築かなければならない。
仮に現在地から周囲を360度見渡したとして、どの向きも上り坂で標高が上がるような場所が存在するとしたら、そこは窪地ということになる。だけど自然の力だけで、こんな地形が形成されるのだろうか?地殻変動で川の下流域がふさがれれば湖になるだろうが、後から水が干上がったとすれば、窪地ができる可能性はあるかもしれない。又は巨大隕石でも落下すれば土地が大きくへこむだろう。だけど現実世界でそんな土地は知らないし、もちろん行ったことも無い。地形図の凡例では、等高線の円形に向かって矢印が描かれている場所が窪地であることを示すが、それはどこかに実在するから用意されているのだろう。
だけどやはり滅多なことでは形成されない珍しい地形には変わりない。架空地図の地形設定で特に神経を使うのは、川の流れに沿って標高を決めているうちに、流路をふさいで囲んでしまうことである。たった1本の谷間を貫通させるだけで不自然な事態は解消されるが、その作業が難しい。
仮に現在地から周囲を360度見渡したとして、どの向きも上り坂で標高が上がるような場所が存在するとしたら、そこは窪地ということになる。だけど自然の力だけで、こんな地形が形成されるのだろうか?地殻変動で川の下流域がふさがれれば湖になるだろうが、後から水が干上がったとすれば、窪地ができる可能性はあるかもしれない。又は巨大隕石でも落下すれば土地が大きくへこむだろう。だけど現実世界でそんな土地は知らないし、もちろん行ったことも無い。地形図の凡例では、等高線の円形に向かって矢印が描かれている場所が窪地であることを示すが、それはどこかに実在するから用意されているのだろう。
だけどやはり滅多なことでは形成されない珍しい地形には変わりない。架空地図の地形設定で特に神経を使うのは、川の流れに沿って標高を決めているうちに、流路をふさいで囲んでしまうことである。たった1本の谷間を貫通させるだけで不自然な事態は解消されるが、その作業が難しい。