【ゴルフ】松山、9差35位発進 ミスパット繰り返し弱気2019年2月23日 紙面から
◇メキシコ選手権<第1日>▽世界選手権シリーズ▽21日、メキシコ市、チャプルテペックGC(7345ヤード、パー71)▽晴れ、25度、南西5メートル▽賞金総額1025万ドル、優勝174万5000ドル▽72選手 【メキシコ市=テッド・ムース】松山英樹(26)=レクサス=は2バーディー、3ボギーの72、1オーバーで35位スタートとなった。今平周吾(26)は2オーバーで47位、小平智(29)=アドミラル=は4オーバーで58位。63をマークしたロリー・マキロイ(英国)が8アンダーで首位に立ち、1打差の2位にダスティン・ジョンソン(米国)がつけた。タイガー・ウッズ(米国)はイーブンパーで25位。今大会は予選落ちなしで争う。 富士山5合目に相当する標高2300メートルのコースでは、ボールが普段より15%以上飛ぶと言われる。その慣れない条件の中、松山は11ホールでパーオンさせるなど、不調続きの最近ではまずまずのショットを繰り返したが、足を引っ張ったのは小技だった。 出だしの1番は3番ウッドで9メートルに1オンさせ、危なげなくバーディー発進した。だが、3番はバンカーから寄せ切れず、8番も寄せのミスでボギー。後半は2~3メートルのパッティングが入らず、チャンスを何度も逃した。第1ラウンドのパット数は32だった。 本人も「ドライバー以外のショットはいい。だが、パッティングはタッチがバラバラだったり、打ちミスだったり…」とぽつり。前週はグリーン上でグリップを5種類ほど試したが「うまくいかない。どうしようかなと思っている。いいときは全然いじらないが、ここまで悪いといろいろやりたくなる」と悩みを語った。 初日にして首位とは9打離れた。「(2日目から)頑張って伸ばしていきたいが、今のパッティングじゃ、ちょっと無理」と最後まで弱気。取材に応じた後は練習グリーンに向かった。
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