【芸能・社会】堀ちえみ11時間の手術終了 「無事終わりました」夫ブログで報告2019年2月23日 紙面から 
 ステージ4の舌がんを公表したタレントの堀ちえみ(52)のブログが22日夜更新され、堀の夫が「舌がんの手術が無事に終わりました」と報告した。手術は11時間に及び同日午後10時に終了。術後、堀は集中治療室(ICU)に入り休んでいるという。 ブログによると、まず頸部(けいぶ)リンパ節を取り、その後、舌の6割を切除する手術を行った。最後に太腿(だいたい)の組織を取り、舌の再建手術を行ったという。「ICUでは来週月曜日(25日)まで集中治療を、行うそうです」と見通しを明かした。さらに「病院の皆さまには、心より感謝申し上げます。また皆さまからの心温まるコメント、励みになったと思います。ありがとうございました。取り急ぎご報告まで」と感謝した。 堀は手術前の22日朝にもブログを更新。「皆さまからいただいた、たくさんのコメントを励みに、行ってきます」と心境や家族との絆について記した。 堀は舌がんであることを19日にブログで公表。昨年夏ごろから舌の裏側に口内炎ができるようになり、今年1月に検査入院、ステージ4の舌がんと診断されたことを明かしていた。 ◆「3年後ステージに立つ」 手術前「金スマ」出演 早見優と号泣抱擁堀ちえみが22日、TBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金曜午後8時57分)に出演した。デビュー40周年を迎える3年後のステージに立つ決意を語り、番組の最後に代表曲「リ・ボ・ン」を歌唱した。番組収録は堀の手術前に行われた。 TBS系音楽番組「うたばん」や「UTAGE!」などで共演した中居であれば「安心して自分の言葉で話せる」と手術前の出演を決意した。がん発見後は緩和ケアも考えたという。だが、16歳の娘から「今度はがんなんてかわいそうすぎる」と言われ、「生きなければ」と手術を決心したことを明かした。 番組では「花の82年組」と言われる同期・早見優(52)にがんを告白する場面も。突然の悲劇に2人は号泣しながら抱擁。堀は「みんなに伝えてほしい。同期会やってよ。元気になったら絶対」と呼び掛け、早見は「頑張ろう。みんな応援している」と答えた。また、松本伊代(53)からの「ちえみは強いから絶対に大丈夫。また一緒に歌おうね」というメッセージも流れた。 
 
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