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【グラニュース】

シャビエル語った、ブラジル4人衆のトリセツ さあ今季初戦 上位進出へ燃える

2019年2月23日 紙面から

練習する(左から)マテウス、シミッチ(中奥)、シャビエル(中前)、ジョー=20日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(川本光憲撮影)

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 これからもどうぞよろしくね♪ 来日3年目で名古屋グランパスの大黒柱として背番号10を付けるFWシャビエル(25)が23日の開幕アウェー鳥栖戦(駅スタ)を翌日に控えた22日、新加入のFWマテウスやMFシミッチを含めた、FWジョー、MFエドゥアルドネットのブラジル4選手の『トリセツ』を披露した。外国人出場枠が5人へ拡大された今季、自身も含めたブラジリアン5人衆が上位進出のカギを握る。クラブはこの日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開練習をして、佐賀へ移動した。

 ブラジルのお笑い天国出身ネットがいれば、急に不機嫌になって理由を聞いても答えてくれないシミッチ。しっかり者の兄貴分ジョーに、ニコニコ弟分のマテウス。シャビエルが開幕に合わせて、ブラジル人4選手の特徴を語った。

 「ユースの時から一緒のジョアン(シミッチ)が1番分かる」と話し始めたレフティー。シミッチとはサンパウロユースで同じ時間を共有した。

 「真面目で面白い。けど、特徴がある。たまに突然怒り出す(笑)。いつ怒るか分からない。仲間も『いきなり怒る』と言っていた。そこも面白いんだけどね」。いたずらっぽく暴いた。

 少し気掛かりなのは右股関節痛で来日の遅れているネットとの関係。ネットの出身はブラジル北東部のバイーア州。「『バイーア出身者は普通にしていて面白い』と言われる。ネットに『ジョアンが突然怒っても気にしないで』と予備知識を入れた方がいいかも」。広い心と深い愛で全部受け止めて、笑って許す必要性を求める考えという。

 副主将ジョーは「(代表歴など)存在感は大きい。周囲を心配できるいい男」とし、マテウスは「いつも明るい」と語った。

 オーストラリア人の守護神ランゲラックを除けば、ブラジル4選手の同時出場が濃厚な今季のグランパス。シャビエルは「外国人が多く出られるのはわれわれは歓迎する。その代わりリーグのレベルを上げなくてはならない」と締めた。

 

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