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【ドラニュース】

「加藤バズーカ」ブルペンでも!

2019年2月23日 紙面から

ブルペンで投げ込みをする捕手の加藤(今泉慶太撮影)

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 投手陣が投げ込みを終えたブルペン。マウンドに上がったのは、日頃反対側にいる加藤、木下拓ら4人の捕手だった。直球だけで30球を全力投球し、球速と制球力を競い合った。

 一風変わったこの練習は中村バッテリーコーチのアイデアだ。「(捕手は)低めに投げろと言うけどなかなか投げられない。それを知らないと」と言うように、実際に4人とも浮き球が目立った。扇の要(かなめ)で指示を出す立場だからこそ、身をもって難しさを理解させようとした。

 球速では「バズーカ」がさく裂した。最速の142キロを出す一方で、加藤が再認識したのはマウンドから見て「投手が投げやすい構えをすることが大切」ということ。中村コーチに「チェンジアップは投げんでいい」と沈みがちの球をからかわれた木下拓も、堂々の136キロを計測。「投手はすごいな。30球でかなり疲れた」とため息をついた。目先を変えた練習で、それぞれが新しい気付きを得たようだった。 (佐藤健志朗)

 

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