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【ドラニュース】

与田監督、手の内「隠さない」 開幕相手DeNAに対しても

2019年2月23日 紙面から

ブルペンで投手陣の練習を見る与田監督=北谷球場で

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 プロ野球のオープン戦が23日に沖縄県内の3試合でスタートし、中日は北谷球場にDeNAを迎える。いきなり3月29日の開幕戦(横浜)の相手との一戦。与田剛監督(53)は22日、「勝ちは常に求めている」と闘志を隠さなかった。投手は吉見、山井、ロメロ、笠原と開幕ローテ候補を投入し、打線も基本的にベストメンバーで挑む。隠さず、臆さず。新監督のカラーを出して臨む。

 与田新体制のキャンプも終盤となり、いよいよオープン戦が始まる。指揮官はそれを、熾烈(しれつ)な競争をする選手たちにとって、本格的なサバイバルがスタートする時期と捉えた。

 「ここから開幕1軍へ向けての戦いが始まって、いよいよ本格化してくる、という時期になりましたね」

 オープン戦初戦の相手はDeNA。シーズン開幕戦の相手である。実情を探る機会でもある。与田監督はそういう意識は「特にない」と言う。

 「開幕戦の相手だからということではなくて、ウチの選手がどういう動きをできるかということの方が先になる」

 あくまでシーズンへ向けた準備が優先。そんな思いは投手起用に表れた。先発は吉見。山井、ロメロ、笠原ら、開幕カードの先発候補も続々と投入する予定なのだ。

 もともと笠原は23日に登板予定だった。他の3人は22日の韓国・サムスンとの練習試合が雨天中止となり、スライドさせることになった。打線も基本的にベストメンバーを組む予定だ。

 同一リーグ、しかも開幕の相手となれば、隠そうという考え方も当然ある。特に新外国人のロメロは、球筋などを打者に見せるのはシーズンまで取っておくのも一つの手だ。与田監督は、そういう考え方はしない。

 「データをお互いに盗み合うという発想よりは、1年間戦っていく中で、まず自分たちのチームを作っていくことに集中していく」

 

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