SCP-940-JP 米軍基地建設に反対する人々
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アイテム番号: SCP-940-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル:現時点では収容不要です。各デモ隊に対し2名以上の特別隠密監視員を配置し
一般人に危害を加えた場合直ちに担当者に連絡を入れて早急に保護してください。

説明: SCP-940-JPは沖縄県を中心に出現する人型生物集団です。モンゴロイド系ですが大半は日本人ではなく中国人です。個々の年齢は推定40代から70代が多いですが、稀に若年層もいます。「オスプレイ反対」や「米軍基地建設反対」の垂れ幕・旗等を掲げデモを行っている姿がよく目撃されており、しばしばメディアによる米軍基地問題に関する報道で地上波放送されています。SCP-940-JPは米軍基地建設に対する強い反感思想を所有しており説得は不可能な上、各地に散らばって分布しているため、現時点での捕獲は不可能とみなされています。しかしながら、外見上は一般的な人間であり、周囲の人間に直接的危害を加えることはほとんどないため、実質的には黙認している状態です。

前述の通りSCP-940-JPは米軍基地建設への強い反感思想を持っており、その思想を実現するための最も効果的な方法として、「日本人に扮装した中国人」の姿で活動していると考えられています。理由は、「東シナ海に位置する沖縄県は中国にとって要所であり、中国人が沖縄県民に扮装して米軍基地を撤退させようとしてもおかしくない」からです。このような思考回路の持ち主であるSCP-940-JPは少なくとも人間と同程度の知能を持っていると考えられます。垂れ幕や旗、プラカードの文字中に稀に中国語や不自然な日本語が含まれている点も、SCP-940-JPの偽装工作だと思われます。また、SCP-940-JPがこのような思想を持つ理由は明らかにされていませんが、少なくとも中国政府と何らかの繋がりを持っている可能性は高そうです。

インタビュー記録: 以下は、████年█月█日に行われたSCP-940-JPへのインタビュー記録。なお、括弧内は日本語訳を記している。

<記録開始>
インタビュアー: すみません、インタビューはよろしいでしょうか。

沖縄県民に扮した中国人に扮したSCP-940-JP(以下SCP-940-JP): 没有说话(話すことは無い。)

インタビュアー: デモの目的はなんでしょうか。

SCP-940-JP: 我反对建立美国军事基地。这是完全不可接受的。我们继续抗议冲绳人民。
(米軍基地建設に反対している。こんなことは断じて許されない。我々沖縄県民は抗議し続ける。)

インタビュアー: なぜ基地建設に反対するんですか。

SCP-940-JP: 当然。冲绳是日本独有的领土。是不是美国的领土
(当然だろう。沖縄は日本固有の領土だ。アメリカの領土ではない。)

<記録終了>

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