2019年2月10日日曜日

GE坊やのポートフォリオ





GE坊やと同じ銘柄を持ちたくないという人のために、現在の保有銘柄を書いておく。


ダウマイナスバフェット太郎投資法、あるいは全世界株式マイナスGE坊や投資法を実践することで、あなたの投資パフォーマンスは劇的に改善するはずだ。

なお、GE坊やのポートフォリオ構成比率の筆頭はKO、次いでMCDとなっている。





【GAFA】

アマゾンドットコム
フェイスブック
アルファベット


【ダウ30】

アップル
ボーイング
ウォルトディズニー
IBM
インテル
ジョンソンエンドジョンソン
コカ・コーラ
マクドナルド
3M
ファイザー
プロクター&ギャンブル
ユナイテッドテクノロジーズ
ベライゾンコミュニケーションズ
ウォルマート
エクソンモービル


【旧ダウ】

ゼネラルエレクトリック


【航空宇宙】

ゼネラルダイナミクス
ロッキードマーティン
ノースロップグラマン
レイセオン


【高配当】

アッヴィ
BP
ブリティッシュアメリカンタバコ
ゼネラルミルズ
グラクソスミスクライン
クラフトハインツ
アルトリアグループ
ペプシコ
フィリップモリスインターナショナル
ロイヤルダッチシェル
AT&T
ボーダフォン


【その他】

スターバックス




【参考】ダウマイナス太郎&坊や投資法による最強ポートフォリオ


ダウ平均株価を構成する30銘柄のうち、バフェット太郎およびGE坊やに汚染されていない、以下の15銘柄を保有する。


アメリカンエキスプレス
キャタピラー
シスコシステムズ
シェブロン
ダウデュポン
ゴールドマンサックス
ホームデポ
JPモルガンチェース
メルク
マイクロソフト
ナイキ
トラベラーズ
ユナイテッドヘルス
ビザ
ウォルグリーンブーツアライアンス


2019年2月1日金曜日

GEの株価が10ドルを回復





1月31日、ゼネラルエレクトリック(GE)が第4四半期決算を発表した。


売上高およびキャッシュフローが予想を超え、株価は11.65%上昇の10.16ドル、昨年11月1日以来、初の10ドル台を回復。


私は、昨年11月9日、平均取得価格22.98ドルのGEを8.78ドルで叩き売り、約2か月後に8.54ドルで買い直した。

その行為は、ただ迷走しているだけに見えたかもしれない。




しかし、売却した当時は、JPモルガンのアナリスト、スティーブ・トゥサ尊師によって目標株価6ドルが宣言されていた。


また、有名ブロガーのプレノン氏が、「3ドルなら買ってもいいかも」と述べるような状況だったのだ。

プレノン氏のツイートを見た私は、「せめて5ドルだろう!」と絶叫してスマホを地面に叩きつけ、髪をかきむしりながら嗚咽したことを覚えている。


私が売ってからGEは暴落を続け、結局は6.66ドルまで下げた。




GEを手放してからは、頭を冷やし、ひたすらメディテーションを行っていたが、ある日、これは買い直さなければならないと、ピコーン!ときたのである。


まあ、こんなのはただの賭けで、いまだにGEの保有がハイリスクであることに変わりはない。

だが、ノンポジのまま今回のような上昇を目撃した場合、憤激のあまり、七孔噴血、すなわち、両目、口、鼻、耳の七つの穴から血を流して絶命するだろうという思いがあり、そうであるならば、これは命を守る保険としても買っておかなければならなかったのだ。




GE坊やを名乗りつつ、GEはポートフォリオの主力ではなく、数多く保有する銘柄のひとつに過ぎない。


だが、歴史と伝統、信頼と実績、すべてにおいて世界ナンバーワンと言われたGEの凋落とともに過ごした日々は、間違いなく私の投資歴の中で最もエモーショナルなものだった。

順調に推移する銘柄についての生ぬるい報告よりも、そこには多くの問題提起と学びがあると確信したからこそ、私はGEを集中的に記述したのである。




本ブログ、『GEとともに生きる』を書き始めたのは2017年10月のことだ。


その当時において、GEはこれから凄いことになるだろうと予見し、その歴史的な出来事の記録に全精力を傾注したという私の慧眼(爆)を評価してくれる人も、おそらく、ごく少数ながら存在するだろう。

そうであるならば、私のささやかな試みは成功したと言っていい。


なお、このブログは『電撃ソニック団』のKさんという巨大な才能に触発されて書かれたものであり、すべてのオリジン(起源)はKさんにあるということを述べておかなければならない。


2019年1月26日土曜日

空から銘柄が降ってくる





遅ればせながらもGAFAに投資をしようと思った発端はアップル(AAPL)の下げが目に付いたからで、そうなるとGOOG、AAPL、FB、AMZNの4銘柄一気買いに走るのが私の常である。


AAPLを保有するのは2013年以来、実に6年ぶりのことだ。

当時は全資産をAAPLに振り向けガチホ一択や!と息巻いていたのだが、決意とは裏腹に、少し上がったところでホルホルと利確してしまった。


余計なことをせずに持っておけば良かったと後悔もするが、こんなに上がるとは思っていなかったし、それが当時の力量だったのだから仕方ない。




2014年、ある冬の日に海沿いを散歩していると、突然、雲の切れ間から、「資金をボーイング(BA)に集中し、永久保有せよ」という天啓が降ってきたことを覚えている。


雷に打たれたような衝撃を受け、その場に倒れ込んで涙を流しながらブルブルと震えていたが、結局、実行しなかった。

数年に一度、そういうことがある。




神が示現したのか、脳の中で何かが繋がったのか、あるいはただの発作なのかは分からないが、振り返ってみれば、やっておけばよかったと思うことが多い。


余りに出現頻度が低いので、これを投資判断の基準とすることは出来ないが、次にはぐれメタルが現れたならば、是非とも仕留めてみたいという願望を持っている。

株を追うのではなく、銘柄が私を捕まえる、その稀有な瞬間に躊躇なく買い注文を入れられる、そんな人間に私はなりたい。


2019年1月25日金曜日

いまさらながら、GAFAに投資する





GEショックが去り、私は長いメディテーションに突入していたが、ある日ホトケの姿をしたリトル坊やが現れ、「が~ふぁ~」と言った。


そう、いよいよ来たのだ。

GAFAと呼ばれる4つの超巨大企業、すなわちグーグル(GOOG)、アップル(AAPL)、フェイスブック(FB)、アマゾンドットコム(AMZN)に投資する時が来た。




これまで、GAFAはひたすらに爆上げを続けており、私は指を咥えてその上昇を見つめていたが、最近の株価下落で、ようやく重い腰を上げる気になったのである。


かつてフィリップモリス(PM)を黄金銘柄たらしめたとされる、悪評、訴訟、規制、株価低迷、かつ成長という条件を満たしているのは、現在においてはGAFAではないか。

余りの強大さゆえに分割すべきだという議論も起きているが、これはまさに、かつてのスタンダードオイルやアメリカンタバコカンパニー、AT&Tのような状況で、そんな時代のXOMやBTI、Tに投資できると考えれば、生唾ものだろう。




周知のことと思われるが、GOOGはただの検索会社ではなく、AAPLはただのスマホ会社ではなく、FBはただのSNS会社ではなく、AMZNもただの小売会社ではない。


私が見据えているのは…


宇宙




現在3500億ドルといわれる宇宙経済の規模は、2040年までに1兆1000億ドルに膨らむ余地があるといわれている。


2018年6月、ドナルド・トランプ大統領は、国防省にアメリカ軍第6番目の部門となる宇宙軍の創設を指示した。

人類が再び宇宙を目指しつつあるこの瞬間、私は宇宙銘柄としてGAFA、そして、BA、LMT、NOC、GD、RTNを保有するのである。




2040年、あるいは、ゼネラルエレクトリック(GE)がタイムマシンを開発する2036年に向けて、これらの株を持ち続け、私はジョン・タイターに会いに行く。


そう、タイムマシンに乗って、人間世界の悲惨と呼ばれたGEショック前夜の2017年3月…、その時空に遡る必要がある。

目を輝かせてGEに買い注文を入れようとしているGE坊やの後ろ髪を掴み、引き倒して金属バットでボコボコにしばき上げ、改心させなければならない。




私はいたって真面目なのだが、こんな書き方をするからただのネタブログとして扱われるのだろうか。


ポートフォリオを出したら激しくディスられるし、アドセンス収入なんか無いに等しいし、更にいえば、ただブログを書くだけでアホ扱いされるから、またすぐに失踪する予定だ。


2019年1月8日火曜日

ブログタイトルに偽りなし





昨年8.78ドルで売却したゼネラルエレクトリック(GE)を、8.54ドルで買い直した。


JPモルガンのアナリスト、スティーブ・トゥサ尊師による底打ち宣言がなされた6.66ドル近辺で買うことが出来れば良かったのだが、考え過ぎて動くのが遅くなってしまった。

重要なのは、GE坊やのポートフォリオにGEが存在することであり、株で儲けるとか、ブログで稼ぐとかいうことではない。




株価が上がれば良し、下がれば買い増しをしてダウのスーパードッグ投資法を実践するのみであり、動かなければそれもまた良し。


これからもGEを取り巻く環境が厳しいことに変わりはなく、ホルダーの地獄巡りが続くだろう。

破綻という最悪の結果になる可能性もある。




にもかかわらず、なぜ買うのかと問われれば、そこにGEがあるからだ。


歴史と伝統、実績と信用、すべてにおいて世界ナンバーワン企業だったGEが、凄愴たるクソになり果てている。

道端にクソが落ちていれば拾うのが、GE坊やの責務である。




最後に、昔から言い伝えられている、一篇の詩を紹介しよう。


ダウに根を下ろし GEとともに生きよう
GEとともに冬を越え GEとともに春を歌おう


良く晴れた冬の空をゆく飛行機を見上げて…、そこについているジェットエンジンに向かって拳を振り上げ、気違いのような声を出して応援する。

もはや、株価がどうなろうが、どうでもいい。


GEとともに生きる、それだけだ。


2019年1月5日土曜日

何かが足りない





年末年始、ブログを更新することもなく、ずっと一つのことを考えていた。


現在のGE坊やのポートフォリオには、何かが足りない。

中心となる核、熱、脈動が欠落しており、死んだような感じになっており、画龍点睛を欠いている。


...

昨年末は、GISを新規買い、BTIを買い増し、更にBTI、MO、大納会にPMを買い増ししたが、まったく満足感がない。


1週間ほど、食うものも食わずメディテーションに没入していたが、豁然と大悟した。

他の誰のものでもない、GE坊やのポートフォリオの根幹に据えるべき銘柄は、ただひとつである。