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【サッカー】

マンC劇的先勝! 10人でも後半40分同点、終了間際に逆転

2019年2月22日 紙面から

シャルケ戦でチーム2点目を決めるマンチェスター・シティーのサネ(AP・共同)=いずれもゲルゼンキルヘンで

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◇欧州CL決勝T<1回戦第1節> マンチェスターC3-2シャルケ

 【マドリード共同】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は20日、マドリードなどでベスト16による決勝トーナメント1回戦第1戦の2試合が行われ、マンチェスター・シティー(イングランド)とアトレチコ・マドリード(スペイン)が先勝した。マンチェスターCは敵地でシャルケ(ドイツ)を3-2で下した。Aマドリードはホームでユベントス(イタリア)に2-0で勝った。両カードの第2戦は3月12日に行われる。

 退場者を出して10人になり、敗北が濃厚だったマンチェスター・シティー。後半40分、途中出場のサネが直接FKを正面約25メートルから左足でゴール右上に突き刺して同点に追いついた。さらに終了間際、ロングボールを受けたスターリングが、巧みに相手DFをかわし、ゴール右から決勝点を流し込んだ。3-2で逆転勝利。さすがマンCと思わせる、超人的なテクニックによる連続ゴールでシャルケに先勝した。

 グアルディオラ監督は「すばらしい結果だ。だが、われわれはこの大会を戦えるレベルに達していない。レッドカードのあと、もし攻勢をかけられ、3点目、4点目を失っていたら、ダメだった」と厳しい表情だった。

 マンCは序盤からボールを支配して攻め続けた。相手のミスをついて前半18分にアグエロが先制した。しかしその後、VARで2回のPKを与えて1-2。さらに後半、オタメンディが退場になり、苦戦を強いられた。選手として欧州チャンピオンズカップ時代に1度、指揮官として2度、欧州CL優勝を経験。マンCでCL初制覇を目指すグアルディオラ監督は「こんな戦い方ではチャンスはない」と語気を強めた。 (原田公樹)

終了間際に勝ち越しゴールを決め喜ぶスターリング(ゲッティ・共同)

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