マッドポリス「デストロイヤー」、「ビーナス」 (フジミ、定価800円)
昔TVで放送していた「大激闘マッドポリス'80」というドラマとは無関係です。

まずは「デストロイヤー」。
ロゴはモロに「アレ」ですね
そして「ビーナス」。
この車のベースはマツダRX-7でしょうか?(注
スケールは「MAD SCALE」らしいです。
まぁ、でも1/24と思えば間違い無いと思います。
この箱絵を見てピンと来た方も多いと思いますが・・・一言で言うと「マッドマックス」のパクリです。
他のラインナップは「インターセプター」と「ファルコン」という身もフタも無いものです。
ちなみにマッドマックスのインターセプターは「フォード・ファルコン」がベースになってます。
(注:本当はデストロイヤーはセドリック430、ビーナスはセリカXXとの事でした。さらにインターセプターはファイヤーバードトランザム、ファルコンは日産レパードとの事です。情報提供して下さったCEDRIC330さん、ありがとうございましたです!)

さらに箱の横の絵。
怪しさ満点
えーと・・・イメージ的にはこれこれを足して2で割った感じですか?。
「これとこれ」とか言って紹介してるのはマッドマックス1と2の海外版の画像です。
ここまでやると「すげぇ!」としか言いようがありません。

さて・・・中身。
微妙・・・
これにはワケの判らない装甲や銃器類だけでなく、弾痕デカールまで付いています。
タイヤも異常に太いです。

説明書ではマッドポリスの事や車の事を色々と紹介してくれてます。
「機動力のある車があんなに強いとは思わなかった。とにかくこちらの照準器に入らないんだ。」米軍の一戦車兵の話である。
米軍基地を占領したクレージーエンジェル(暴走族連合)は豊富な武器を利用してチューンナップカーを重武装化し、ダイナマイト・バスター(高速戦闘車)を持つに至った。
戦車並みの装備にレーシングカー並の性能を持つ彼等の車はまさに強く、米軍と自衛隊の戦闘車輛ではとても歯が立たなかった。
そこで高速パトカーを多数持つ警察がパトカーを改良、クレージーエンジェル対策スペシァルチームとして生まれたのが、マッドポリスである。
(原文ママ)
「砲塔回せ、早く!」61式中戦車の中で戦車長が叫んだ、着弾音が車内に響く、「だめだ、ダイナマイト・バスター(高速戦闘車)に追いつけない!」「撃たれるぞ!」戦車長が2台の敵をテレスコープの中に見た時だった!。突然先頭の車の一台のフロントが横に吹飛んだ。
続いて壊れたビルの影からスーパーチャージャーの音とともにバイオレットの車が飛び出した。「助かった!ビーナスだ」交差点を100km/hを超えるスピードで4輪ドリフトさせながら残りの1台を追う。敵の一台がバズーカを発射したが、お互いのスピードが早いので外れ、ビルの一角で爆発が起きる。一瞬追いついたかに見えた時、大音響とともに敵は爆発した。ガトリング銃が命中したのだ。
(原文ママ)
アホみたいな文章が素敵です。

いくら何でも、こんな警察はムチャクチャだと思います。
逮捕するという考えでは無く、確実に殺すための車です。
あまりに素晴らしすぎて言葉がありません。

何はともあれ、残っている「インターセプター」と「ファルコン」を何とか入手せねば!。

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