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【グラニュース】

FW・ジョー副主将、あす23日初陣 2桁得点カルテットの結成へ

2019年2月22日 紙面から

ジョー(左)らに指示を出す風間監督=20日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(川本光憲撮影)

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 27年目を迎えるJ1は22日、C大阪-神戸(ヤンマー)で開幕する。名古屋グランパスは23日の鳥栖戦に向け21日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開練習。副主将就任が決まったFWジョー(31)が2桁得点カルテットの結成を熱望した。昨年の得点王は、赤崎、マテウスらが加わった攻撃陣の進化を強調。延長戦が廃止された現行制度でのシーズン最多84得点を記録した2006年の川崎に匹敵する破壊力で、上位進出を狙う。

 主将が守備の要であるDF丸山なら、副主将は昨季得点王のジョーしかいない。来日2年目。監督、フロントから実力、人間性を認められたストライカーにチームをまとめる仕事が託された。

 「やっぱり何よりも監督や強化部から信頼してもらえたのはうれしい。昨年のスコアを超えて、個人のタイトルも目標にしていきたい」

 発言力を増したジョーには、伝えたいことがあった。それは目標のリーグ3位以内を目指すために欠かせない第2、第3の点取り屋の出現。昨季は自身こそ24得点だったが、チーム2位のMF前田は7得点だった。

 延長Vゴールが廃止された03年以降、シーズン最多得点を記録したのは06年の川崎(最終順位は2位)。この年はジュニーニョ、我那覇、谷口、中村が10得点以上をマークした。4選手が2桁得点へ手が届くのも決して夢物語ではない。

 記録について聞いたジョーは「それを達成できればベスト。今グランパスにいる選手はそれができる。自分ももちろん(4人に)加わりたいし、皆で責任を分配すれば、チームはもっと成長できる」と話した。

 

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