大リーグが、今季からサイン盗み防止の新ルールを導入する。昨季は腕時計端末や中堅席からのビデオ撮影によるサイン盗み疑惑が相次いだ。20日までの米誌スポーツイラストレーテッド(電子版)によれば、主な変更点は以下の通り。
(1)外野席フェアゾーンのカメラ設置を禁止(2)試合のライブ映像は、両軍が別室に配置するチャレンジ用の映像チェック要員のみ受信でき、専門家がそのチェック要員を監視する(3)クラブハウスやブルペン以外の全てのテレビモニターは、ライブ映像から8秒遅れに限定する。違反行為への罰則はドラフト指名権の剥奪や、国際FAの契約金プール減額になる見込みだ。