開幕バッテリーはスガギンで決定!? 巨人の炭谷銀仁朗捕手(31)が23日のオープン戦・楽天戦(那覇)で先発マスクをかぶり、先発するエース・菅野と初コンビを組むことになった。
原監督は「みんな元気だから」と開幕戦を想定したオーダーを示唆。現時点で、開幕マスクにもっとも近い存在と言えそうだ。
菅野-炭谷は、日本代表として2015年11月の「プレミア12」3位決定戦・メキシコ戦でバッテリーを結成したが、もちろん巨人では初。炭谷は「抑えようが打たれようが、会話しながらやっていけたら」と静かに話した。
この日のブルペンは、すれ違い。菅野が大城に投げ、炭谷は2つ隣でメルセデスを受けた。1次キャンプの宮崎のブルペンで“予行演習”は済ませており、菅野は「気を使って投手のことを知ろうとしてくれている。長いイニングは投げないけど、いい時間にしたい」と歓迎ムードだ。
全体練習後は室内練習場に居残り、約1時間みっちりバットを振り込んだ炭谷。新天地でのポジション争いに「負けたくない。投手とコミュニケーションをとり、打撃も結果を求めながらやっていきたい」。リードを保ったまま、3月29日の開幕まで突っ走るつもりだ。 (小林孝一郎)