中日の高橋周平内野手(25)が21日、ランチ特打で右方向を中心に柵越え11本を放った。125スイング中、安打性の当たりは50本。鋭い打球を連発するも「感覚はまだよくなっていないですね」と納得のスイングを模索中だ。
ここまで対外試合での柵越えはまだないが、「大きいのを狙って打てればいいんですけど、まだその段階ではないので」と冷静に分析。「柵越えよりもしっかりボールをとらえたいい当たりを打ちたい」とまずは自分のスイングができるように心掛ける。
前日のオフ返上の練習に続き、この日は屋内練習場で居残り練習。マシン打撃を繰り返し、バットを短く持つなどしてスイングの感覚を確かめていた。「飛ばそう飛ばそうと思うと体がふらつく。逆方向に強い打球を打てないとダメ」と試行錯誤していた。 (谷大平)