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【ドラニュース】

与田流改革、投手だって走れ より実戦想定、ノックで走者役に

2019年2月22日 紙面から

走塁練習でランナーになり、二塁から三塁に向かう大野雄。左は遊撃手京田=北谷で(小沢徹撮影)

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 これも与田流改革! 中日の北谷キャンプで21日、最近はなかなか見られなかった練習が行われた。ゲーム形式のノックの際、投手を走者役にしたのだ。

 野手が全ポジションにつき、ノッカーの代わりに守備につかない選手が走者となるこの練習。キャンプでよく見られるもので、今年の中日でもキャンプイン直後から野手陣が走者役となって行ってきた。だがこの日は、又吉、大野雄、笠原ら一部の投手も一塁を駆け抜けたり、塁間で挟まれたり、二塁から一気にホームインなどをしていた。

 キャンプでボールが飛び交わない中のベースランニングは投手にさせても、ボールに当たるリスクなどを考えるのか、こういった走者役をさせるのは、まれだ。今年でプロ9年目の大野雄も「僕がキャンプでやった記憶はないです」と語った。それでもこうした練習をしたのは、より実戦に即してやるという狙いがあった。与田剛監督(53)は「セ・リーグは投手も一人の打者、一人の走者としてやらないといけない。こういう練習をキャンプでしっかりやっておかないと実戦では難しくなる。へたな人間は大けがになるから、今のうちに動きは予習しておかないとダメ」と説明した。

 

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