皆さんは慌てている時など
すぐ「パニックになる」方ですか?
やらなきゃいけないことがたくさんある時、
めちゃめちゃ急いでいる時・・・
「パニック」になりそうなタイミングは
日常でたくさんあると思います。
ですが、
「パニクる」って英語ではどう言ったら
いいんでしょう?
そんなよく使いそうなフレーズ、
「パニクった」「落ち着いて」などの
日常生活で使いそうなフレーズを
紹介しますね!
◆単純に“panic” を使った「パニクる」
“panic” って、ちょっと考えてみると
形容詞みたいな感じがしませんか?
なので、”I’m panic” と言いそうになると思いますが、
実はそうは言わないのです。
“panic” はほとんどの英英辞書には
形容詞の意味は載っておらず、
名詞・動詞として使われることが
圧倒的に多い単語です。
例えば、
・ I panicked when my computer crashed.
コンピューターが急に動かなくなってパニクった
・I got into a panic and didn’t know what to do.
パニックに陥って、何をしたらいいのか分からなかった
こんな感じで、『トラブルが起こってパニックになった』時
などの表現としても使う事ができますね。
◆スラングでの「パニクる」、“freak out” 。
スラングの “freak out” も「パニクる」を
表す局面ではよく使われます。
“freak out” とは
「感情が大きく揺さぶられて、
通常の感情・精神状態ではなくなる」
イメージです。
こんな時に使いますね。
・I lost my wallet and I’m freaking out.
お財布を失くしてパニクってるの。
尚、『パニクる』の意味で“freak out” を使いましたが、
この言葉は英語ではよく使うのに、
日本語にしにくい単語やフレーズの
一つでもあります。
なぜなら様々な場面で使われる言葉の
一つでもあるからです。
でも、
逆に言えば、イメージさえ掴めれば
様々なシーンで使える便利表現でもあります。
尚、この言葉は、
焦ったり慌ててパニクってる時や、
強い驚き・恐怖を感じた時の、
『怖い』、『ゾッとする』という
イメージでも使うことができるよう
なのでチェックしておいて下さいね。
◆「落ち着いて」と言うには
英語でこう言ってあげよう
パニックになっている人に向かって
「落ち着いて」「パニクらないで」
と言いたい時、一番よく耳にするのは、
”Calm down.”
→「落ち着いて」
が一般的です。取り乱している人や、慌てている人、
失敗してしまった人などに言ってあげると
よいでしょう。
他にも “panic” を使って、
”Don’t panic!”
→「落ち着いて」
と言うこともできますね。
あれ、”Don’t be panic!”じゃないの?
と思った人もいるかもしれません。
気持ちはよくわかりますが、
実は
”panic” は動詞なので、
”Don’t be panic!” ではなく
“Don’t panic” が正解になります!
なんとなく日本人的感覚から、
形容詞と捉えて、”be”を付けてしまいそうに
なると思うのですが、
この使い方に要注意です。
そう言えば、通常の文章の中で、
動詞の “panic” を-ing形や過去形で使う時には、
“panicking” “panicked” のように “k” が入ることにも
注意してくださいね。
日常生活の中で心情や、状態を伝えたい時の
表現は各所で重宝するはずだと思います。
『めっちゃパニクってる』、『慌てている』
またはそんな人に『落ち着いて』と伝えてあげたい時。
そんな言葉を伝えたい時には、
是非こんな表現を会話の中で
使ってみて下さいね。