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【ドラニュース】

吉見&山井、そろい踏みだ! サムスン戦、ベテラン2人登板へ

2019年2月22日 紙面から

ブルペンで明るい表情を見せる吉見=北谷で(谷沢昇司撮影)

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 中日・吉見一起投手(34)と山井大介投手(40)が22日の韓国・サムスン戦(北谷)に登板する。最終クール初日となった21日は大島と平田が1軍に合流して野手が勢ぞろい。投手でも、調整を続けてきたベテラン2人がついに実戦初登板を迎え、春季キャンプの最終週を飾る。

 吉見、山井のベテラン勢そろい踏みで、ついに竜の役者が出そろう。

 先発で2イニングを予定する吉見は実戦前日となった21日、ブルペンで46球を投げた。打者を立たせて、カウントやコースを意識しながら、持ち球を一通り確認した。

 今年初の実戦のマウンド。「(シーズンにあたる)4~10月にしっかり投げられるようにやってきた」と長い目線で体を仕上げてきた。

 頭に置くのは2つ。「結果を求めずにストライクゾーンの中で勝負すること」と「バッターとの(対戦の)感覚を確認すること」。ペナントレースに向けた道のりの現在地を知るのに大切な試合。調整の成果が実戦でどれだけ通用するか確認したい考えだ。

 リリーフで1イニングを予定する山井もブルペンで変化球を交えて49球。ノーワインドアップ、セットポジションを使い分けるなど、走者を背負う場面も想定しながら投球フォームや球威も確認した。

 去年と比較すると、まだフォームが固まったとは言えず「探り探り」と冷静に足元を見る。それでも「肩や肘の調子はいい」と言えるのが何よりの安心材料だ。

 対外試合でしっかり見極めたいのが直球。「どういう形で投げて、どういう角度でミットに収まり、どういう間で投げられるか」。真剣勝負の中でこそ確認できる直球のさまざまな側面のチェックに主眼を置く。

 

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