おはようございます、
阿部だいじろうです。
少し季節外れの話題ではありますが、
アメリカの文化では、
”ダサいクリスマスセーターを着る”
というのが定番になりつつあるってご存知でした?
ダサいセーターを購入し、
1日中ダサいセーターを着用する。
そしてその思い出を、友人たちとシェアする…
これが「全米アグリー・クリスマス・セーター・デー」
という今流行っているクリスマスの楽しみ方だそうです。
画像を見てみるとクリスマスツリーがでかでかと
印刷されていたり確かにダサい・・・
でも敢えてそれを楽しむ文化って面白いですね。
今回は様々な『ダサい』の表現をお伝えします!
◆uglyで表す『ダサい』
上で紹介したような「クリスマスセーター」は、
アメリカではこんなふうに呼ばれています。
・ugly ( Christmas) sweater
そして「セーター」のことを “sweater”
と言わないイギリス英語では、こう言うそうです。
・ugly (Christmas) jumper
イギリス英語で “jumper” とは「セーター」のこと。
上着の「ジャンパー」とは違います。
”ugly” の定義として、
unpleasant to look at: not pretty or attractive
と言われます。
見た目が「醜い」「ひどい」「格好悪い」
「不細工な」などを表す時に使われます。
発音は”ugly”= [/ˈʌɡ.li/] で、
”agree”= [/əˈɡriː/] との発音とアクセントの位置の
違いに注意ですよ~!
◆“lame” でスラングでも『ダサい』と表せる
インフォーマルな「ダサい」を表す単語に
“lame” という言い方もします。
発音は「ラメ」ではなく [/leɪm/] です。
【レイム】と読みますね。
スラングの意味は辞書にはあまりちゃんと載っていませんが、
「つまらない」「格好良くない」という感じで、
”not cool” というニュアンスです。
”Her outfit is lame.”
→「彼女の服装、ダサい」
みたいに使いますが、発言や行動なんかに対しても、
”He made a lame joke.”
→「彼はつまらない冗談を言った」のように
「退屈な」「つまらない」「くだらない」「面白味がない」
という意味でも使えます。
◆その他の「ダサい」を表す単語
“uncool”「かっこ悪い」 や “unfashionable”「時代遅れの」
なんかもあり、通常使える単語でもあります。
その他にも「ダサい」はこんな
言葉で表すことができます。
■ frumpy
女性の「ダサい」ファッションに対して
よく使われる単語で、
野暮ったく「パッとしない」
服装なんかを表す時に使われます。
日本でよく使うのァッションの
「ビフォーアフター」を
”from frumpy to fabulous” と表現したりしますよ。
今日は『ダサい』についてお伝えしましたが、
印象を表現する言葉を知っておくと、
日常会話の表現の幅も広がりますね。
そういえば、
数年前に話題になったアメリカのドラマに
”Ugly Betty”「アグリーベティー」という
ものがありましたね。
直訳だと「醜いベティ」という意味ですが、
このドラマは
”容姿のよくない”ベティが主人公であり、
ファッション業界という
見た目重要視の世界に飛び込んだ彼女が、
様々な偏見に立ち向かいながら
持ち前の性格で乗り越えていく
サクセス・ストーリーでした。
少しネガティブにも感じるこんなイメージで
ドラマの主人公の容姿を設定していることは
一般的な
”キューティーブロンド”など、容姿の美しい主人公を
多く生み出すアメリカドラマの中でも珍しく
正直興味をひく僕思いました。
”容姿の美しさだけが全てじゃない”
っていう主題もなんだか勇気を与えますよね!
こんな優等生的でない色々な表現も知って
様々な角度から英語学習も楽しんでみて下さい。