ファッションに関する英単語の一つも、
英語では全く通じない意味の単語があるって
ご存知でしたか?
いくつか意外に感じるものがありましたので、
お伝えしたいと思います。
◆”トレーナー”は和製英語の一つ
日本語の「トレーナー」は英語で言う
いわゆる「スウェット」と違う意味を表します。
英語にすると、トレーナーは
こんなふうに呼ばれています。
→”sweatshirt”「スウェットシャート」
日本語でもトレーナーのことを
「スウェット」や「スウェットのトレーナー」
のように言いますよね。
綴りとしては、 “sweat shirt” と
間にスペースを入れないのが正式表記で、
“sweatshirt”が正しいのでお間違えなく!
◆英語のトレーナー=“trainer” は二種類の意味がある
英語にも “trainer” という単語は存在します。
でもこれ、もうおわかりだと思いますが、
スウェットの「トレーナー」とは
全く意味が違います。
特にイギリス英語では「トレーナー」は
全然違うものを指す単語って知ってましたか?
何を表すでしょうか?
それは…「スニーカー」です!
アメリカ英語では “sneakers” で一般的ですが、
イギリス英語では “trainers” と呼ばれることもあるんです!
”shoe”で基本は複数形の”shoes”と
いう意味で靴を表しますね!
同じように複数系で “trainers”で
靴を表します。
もう一つの意味の一つとして、
靴とは関係のない “trainer” と単数で表すものもあり、
これも日本語にも浸透していますね。
「ジムのトレーナー」などがそれを表す言葉になります。
単数形で “trainer”と書きます。
「訓練士、(教育する人という意での)トレーナー、」
という単語の一つで、よくある単語のままの
意味を持ちます。
◆トレーナーの兄弟、「パーカー」も和製英語だった!
“sweatshirt” にフードが付いているだけなので
“hooded sweatshirt” でも通じるのですが、
ネイティブは別の単語を使うことが
圧倒的に多いんですよ。
そのパーカーの意味を持つ単語は”hoodie”と言います。
この単語が英語で「パーカー」を意味する英語です。
ジッパーで前が開くようになっているものは、
“zip hoodie” や “zip through hoodie”
のように言いますよ。
洋服やでよく見かけるポップにも、
”hoodies” と書いてあるのをよく見ます。
その他にも “hooded sweat” や “hooded top”
なんかも使われていますが、
”hoodie” が一番メジャーな言い方になります。
◆ワンピースは洋服を示す単語ではない
よく私たちが違和感なく使っている単語、
”ワンピース”も実は和製英語の一つって知ってましたか?
”one-piece” 自体は辞書に載っている立派な英単語の
一つでもあるのですが、
これは、”繋がっている”のような意味での
”one-piece”という用法が主で、
女性用水着のビキニのように上下が分かれていない
スクール水着のような形の水着を
“one-piece swimsuits” や
“one-piece bathing suits” と呼んだりする
こともあります。
でも、日本人が通常「ワンピース」と呼んでいる
女性の洋服は英語では、正式には”dress”と
呼ぶことを知っておいて下さい。
ディズニーの映画に出てくるお姫様が
着ているものは “dress” ですが、
普通の「ワンピース」も “dress” と言います!
英語にすると幅広い意味を持つ感じに
なりますね。
どうでしょうか?洋服の表現の一つでも、
英語でも通じそうで、でも和製英語となる
紛らわしい単語はいくつかありそうですよね。
是非海外で買い物に行く時や単語としての把握の
豆知識として知っておいて下さいね!