HTTPの使い方
HTTPコンポーネントはHTTPプロトコルに基づいたクライアントを実装したコンポーネントで、HTMLの表示が必要ないとき、直接、WEBサーバからHTTPプロトコルでHTMLドキュメントを取得できます。
HTTPでドキュメントを受信するには
GetDocメソッドを使用して受信を行います。このメソッドはパラメータを省略できます。次の例は2番目のパラメータを省略するためにOleObject(TOleControlのプロパティ)を使っています。1番目のパラメータは必須で相手のURLを指定します。3番目のパラメータはファイル名で、このファイルに受信したドキュメントが保存されます。
例
HTTP1.OleObject.GetDoc(txtURL.Text,,txtOutput.Text);
受信中かどうかを判別するには
Busyイベントを監視することにより、受信中かどうかを判別できます。次の例は受信中ならShape1を赤で表示するものです。
例
procedure TForm1.HTTP1Busy(Sender: TObject; isBusy: WordBool); begin if isBusy then Shape1.Brush.Color := clRed else Shape1.Brush.Color := clWhite; end;
「Delphi4 パワーガイド」の「6-18 HTTPを使うには」にもサンプルと説明があります。