delphi.gif (306 バイト) クイックレポートの基本的な使い方


クイックレポートコンポーネントを使うと簡単にデータベースを印刷できます。クイックレポートコンポーネントは複数のバンドからなっています。バンドにQReportコンポーネントを乗せてデータベースと関連付けることによってレポートを作成します。

 

toach.gif (917 バイト) クイックレポートの簡単な設定例

  1. コンポーネントパレット/QReportタブでQuickRepを選んでフォームに貼り付けます。
  2. TableコンポーネントとDataSourceコンポーネントをフォームに貼り付けてお互いにリンクさせます。(データベースコンポーネントの基本的な使い方
  3. QuickRep1(QuickRepコンポーネントの名前とします)のDataSetプロパティにTable1(Tableコンポーネントの名前とします)を設定します。
  4. 貼り付けたQuickRep1をダブルクリックしてレポートの設定を行います。
  5. オブジェクトインスペクタのBandsプロパティを展開してバンドを追加します。追加するバンドをTrueにするとそのバンドが追加されます。このとき、HasDetailとHasTitle,HasColumnをTrueにしてください。(必要なら他のバンドもTrueにします)
  6. TitleバンドにQRLabelを貼り付けて、そのCaptionをタイトルに変更します。
  7. Column Headerバンドに表示項目の名前を付けるため、QRLabelを必要個数貼り付けそのCaptionを変更します。
  8. Detailバンドに必要個のQRDBTextを貼り付け、DataSetプロパティをTable1に、DataFieldプロパティにフィールド名を設定します。

 

toach.gif (917 バイト) レポートの印刷

  1. プログラムでデータセット(上の例ではTable)を開きます(Openメソッド)。
  2. QuickRepのPrintメソッドを実行します。

QuickRep.Print;

(PrintBackgroundでバックグランドでの印刷もできます)

 

toach.gif (917 バイト) レポートのプレビュー

Printの代わりにPreviewメソッドを使うとプレビューができます。

 

toach.gif (917 バイト) クイックレポートの取り扱い説明書

\Delphi3\Quickrpt\Qrpt2man.docにより詳しい説明があります。