DBLookupListBoxの使い方


DBLookupListBoxは別のデータセット(テーブルやクエリーなど)の項目を参照するのに使用します。

 

toach.gif (917 バイト) DBLookupListBoxの応用例

例えば、ある物品リストがあるとします。そのリスト(テーブル)には物品番号と数量のみが含まれているとします。物品の具体的な品名、メーカ、単価などは物品番号によって別のテーブルを参照して得られるとします。あるフォームでユーザが新しい物品リストを作る場合、物品番号を指定するのではなく、品名やメーカ名、単価などを参照して作業した方が明らかに楽です。このようなとき、DBLookupListBoxが役に立ちます。

 

toach.gif (917 バイト) DBLookupListBoxの使用例

  1. Table1(参照側),Table2(被参照側)をフォームに貼り付け、データベースを設定します。
  2. DataSource1,DataSource2をフォームに貼り付けます。
  3. DBNavigatorをフォームに貼り付けます。
  4. データベースコンポーネントの基本的な使い方の要領でこれらを関連付けます。DBNavigatorはDataSource2(被参照側)に関連付けます。
  5. DBLookupListBoxをフォームに貼り付け、表1のようにプロパティを設定します。
  6. 参照側のフィールドを表示するためのDBEditBoxをフォームに貼り付けます。このEditBoxにはDataSource1のキーとなるフィールド(ここではIDとします)を関連付けます。
  7. OnCreateイベントでTable1,Table2をOpenします。(OnCloseで閉じるようにします)

表1 DBLookupListBoxの設定

プロパティ
DataSource DataSource2
DataField ID(キーフィールド)
ListSource DataSource1
KeyField ID(キーフィールド)
ListField DBLookupListBoxに表示するDataSource1のフィールド