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【芸能・社会】

リリー・フランキー、離婚迫られる テレ朝系ドラマ「離婚なふたり」

2019年2月21日 紙面から

テレ朝系ドラマスペシャル「離婚なふたり」に出演する(左から)岡田将生、リリー・フランキー、小林聡美

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 マルチタレントのリリー・フランキー(55)が、テレビ朝日系で2週連続放送のドラマスペシャル「離婚なふたり」(4月放送、金曜午後11時15分)に主演する。

 人生の一大事、離婚に直面した夫婦の物語。リリーは、23年間連れ添った妻に離婚を切り出される売れっ子脚本家・野田隆介を演じる。映画「桐島、部活やめるってよ」(2012年)で日本アカデミー賞最優秀監督賞などに輝いた奇才・吉田大八監督(55)が、ドラマスペシャルを初監督する。

 リリーは、父親を演じた「万引き家族」が昨年のカンヌ国際映画祭最高賞パルムドールを受賞、今回はカンヌ受賞後初ドラマとなる。日本映画界をけん引する注目の2人のコラボレーションは話題を呼びそう。リリーは「とてもよい作品ができたなと思っています。大八さんとは映画でも一緒にお仕事しましたが、ドラマを撮っても大八さんは大八さんだなと感じました」と手応え十分だ。

 主人公の隆介は、理想の夫婦を描かせたらナンバーワンの脚本家。夫婦のドラマを執筆中、今日子(小林聡美)に離婚を切り出される。執筆そっちのけで悩む隆介の前に、今日子から依頼された弁護士・堂島正義(岡田将生)が現れ、隆介は追い込まれていく-。

 リリーは「僕は逆にこれから結婚したいと思っている若い人たちにこの夫婦を見てもらいたいと思っています。見ていただければ、こうなっちゃいけないんだなということが明快にわかりますから(笑)」とユーモラスにPRしている。

 共演の小林は吉田監督について「監督はとても粘るんです(笑)」、岡田は「『1回でOKが出たら奇跡』と聞いていたので緊張しましたが、監督の演出が楽しくて、とても濃い毎日でした」と喜んでいる。

 

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