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【グラニュース】

米本&シミッチ、失点よサラバ 新ボランチ“狩人”タッグ

2019年2月21日 紙面から

開幕戦での先発が濃厚な米本(右)とシミッチ=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(牧原広幸撮影)

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 狩人タッグ完成だ。名古屋グランパスは20日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで23日の開幕アウェー鳥栖戦前としては最後の公開練習を行った。ボランチは米本拓司(28)とシミッチ(25)の先発が濃厚。新加入の2選手は、昨季リーグワーストタイの59失点を記録した守れないクラブからの脱却を宣言。米本は“中盤の狩人”ならではの失点防止3カ条を掲げた。

 新加入の米本と、移籍してから2週間のシミッチ。確かに時間は少なかった。だが、代表歴のある28歳とセリエAやポルトガルリーグでもまれたブラジリアン。連係を確認しながら、開幕に向けて調整してきた。

 米本「グラウンドだけでなく、トレーニング場でもしっかり話はできたと思います」

 シミッチ「性格を把握しながら準備をしてきました」

 6日のシミッチ合流から主力組として米本-シミッチコンビで関係性を醸成してきた。沖縄キャンプ中に行われた練習試合・FC東京戦では2人の出場時間に6失点したが、これも失点防止を話し合ういいきっかけに。米本は、失点を防ぐ3つのカギを明かした。

 まずは「攻守の切り替えを早く」。理想は90分間ボールを保持する攻撃サッカー。だが、現実的にはボールを失うこともある。攻から守へ頭を切り替える早さが失点のリスクを軽減する。

 2つ目は「ボールを失ってから10秒以内の失点を防ぐ」。人数をかける攻撃とカウンターでの失点は表裏一体。できるだけ相手に時間をかけさせることで、カウンターを食い止めたい。

 

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