キューバの国内リーグ参加のため帰国していたライデル・マルティネス投手(22)が沖縄入りから一夜明けた20日、読谷球場で自主練習に汗を流した。
今月10日までは、ドミニカ共和国、プエルトリコなど中南米の国々のリーグ王者で争うカリビアンシリーズ(パナマ)に出場。5試合のうち3試合に抑えで登板し、国際試合で実戦の勘を磨いてきた。残りのスケジュールを踏まえると、キャンプ中に実戦登板は見送られそうだが、「少し練習してリズムがつかめればすぐ投げられる」と体の仕上がりも上々だ。
昨季は1軍で7試合に出場して1勝3敗、防御率6・65。今季はさらなるレベルアップを誓った。「先発でもリリーフでもチームの役に立てるようやっていくよ。去年よりもいい数字を」。この日は、30分ほどキャッチボールや軽いジョギングで時差ぼけの体を動かして調整。R・マルティネスが外国人枠の争いに加われるか要注目だ。