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【ドラニュース】

ロメロ、あす初実戦初登板 「準備はできた」余裕の笑み

2019年2月21日 紙面から

選手宿舎で笑顔を見せるロメロ=沖縄県恩納村の選手宿舎で(小沢徹撮影)

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 中日の新外国人左腕、エンニー・ロメロ投手(28)が22日のサムスンとの練習試合(北谷)で実戦初登板する。15日のシート打撃で打者7人に対し、1安打2奪三振と好投。秘めたる力の一端を見せつけたが、今度は対外試合でいよいよベールを脱ぐ。また2年目の貴重な救援左腕、ジョエリー・ロドリゲス投手(27)も実戦初登板する予定だ。

 自己最速164キロを誇る豪腕左腕がギアを上げていく。ロメロに対外試合の初マウンドが用意されたのは、最終クールの22日に組まれたサムスンとの練習試合。新助っ人は「試合に投げる準備はできた」と余裕の笑みを浮かべた。

 15日のシート打撃で圧巻の投球を披露した。打者7人に1安打2奪三振。自慢の速球は、最速151キロを計測。力強い真っすぐには、阪神に移籍したガルシア以上の声が上がった。ただ、ロメロとしてはまだまだ試運転の段階。相手は味方の打者だったこともあり、カーブの制球だけを意識していた。「チームメートにそんなに内角を突くわけにはいかない」とロメロ。そして対外試合に向けてこう続けた。「実戦は違うチームだから、突かざるを得ない。違う投手になるよ」。味方でない以上は、遠慮はしない。打者の胸元をえぐる剛速球を配備。22日のサムスン戦が、そのベールを脱ぐ場となりそうだ。

 

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