ドスパラやG-tuneでゲーミングPCを買ったら「初期設定はどうすれば良いのか?」と、思った人向けに設定ガイドをまとめました。実は、ゲーミングPCの割には初期設定が微妙なので、ある程度変更しないと無駄が生じます。買ったマシンの性能をなるべくフルに活かしたいなら、やる価値はある。
- 記事公開:2018/08/27
- 最終更新:2019/02/17
ゲーミングPCのおすすめ初期設定まとめ
これから解説する「ゲーミングPCのおすすめ初期設定」は、筆者がゲーミングPCの実機レビューを行う前に必ず行っている設定です。
ゲームをする上で必要な機能を残し、不要な設定は消して、マシンの持つパワーをなるべく無駄遣いさせないようにしている。特にベンチマークの正確性に大きく関わるため、必ず施しています。
というわけで、せっかく買ったマシンの性能をちゃんと引き出したいと思うなら、これから解説していく設定をやってみて欲しい。
Windows 10編
時代の流れ的にWindows 10を使わざるを得ない状況ですが、残念ながらWin 10はデフォルト仕様だと「気分が良くない」設定が多いです。だから設定の多くはWin 10に関するものばかり。
特に理由がないなら、全部やってOKです。
Windows 10の透明効果を消す
デスクトップの何もないところで右クリックして、メニューを開く。一番下の「個人用設定(R)」をクリックします。
「色」をクリック。
その他のオプションに透明効果という項目があるので「オフ」にしてしまいます。「透明効果」は効果が今ひとつ分かりにくいのに、無駄にリソースを消費するので不要な設定です。
Windows 10のプライバシー設定を止める
実は、一般向けのWindows 10(HomeやPro)は驚くほどプライバシー情報へのアクセスが多い。プライバシー情報を利用することでWin 10を最適化して使いやすくすると言いますが、メリットはほとんどない。
そしてプライバシーの設定を切ったままWindowsを使っても、不便することはありません。ユーザー側のメリットが少ないので、できる範囲でWindows 10のプライバシー設定を変更するのがオススメです。
左上の「ホーム」から、設定のトップ画面へ戻る。
そして「プライバシー」をクリックします。
デフォルト設定では全てにチェックが入っているので、全部「オフ」にする。
左メニューの「Windowsのアクセス許可」にあるタブを順番に確認していって、許容できない場合は「オフ」にしましょう。
手書き入力の設定も「オフ」で良い。MS標準IMEを使う場合はオンでも構わないが、今はGoogle IMEを使う人の方が多いでしょう。
診断とフィードバックは役に立った経験が無いので、最小限の設定にして良い。診断データの送信量は「基本」にして、
エクスペリエンス調整を「オフ」に、診断データを表示する設定を「オフ」にします。
フィードバックの間隔は「許可しない」に変更する。これで診断とフィードバックは最小限の設定になりました。
アクティビティの履歴はWindows 10の「タイムライン」という機能を使うために有効化されていますが、タイムラインを全く使っていないので「オフ」にします。
位置情報は名前の通り、アプリケーションがデバイス(PC)の現在地を知ることが可能になる設定です。あまり役に立っていないので「オフ」にする。
カメラはアプリケーションがウェブカメラを利用するかどうかの設定。初期設定だと全て許容されているので、一旦「オフ」にして、必要に応じて「オン」に切り替えると良い。
マイクのアクセス設定も、基本的には「オフ」にしておいて、必要に応じて「オン」に切り替える運用で良いと思います。
アカウント情報へのアクセスも、必要性をほとんど感じないので「オフ」で構わない。
連絡先に勝手にアクセスされたくない場合は「オフ」で良いです。
通話履歴も、同様に勝手に見られたくない場合は「オフ」で構わない。
無線アクセスは「オン」のままにしておいて、必要に応じて許可を与えるアプリを選びます。初期設定だと特に何もすることはないはず。
以上でプライバシー情報へのアクセス許可の設定は、だいたい完了です。Windows 10は歴代Windowsの中で、もっとも利用情報へのアクセスが多いOSですが、きちんと設定すればそれほど怖くありません。
Windows 10の無駄なバックグラウンドアプリを停止
Windows 10には大量のバックグラウンドアプリが最初から入っている。常に動いているわけではないが、基本的に必要のないアプリも多いので、停止してしまって問題ないです。
とりあえず筆者はこんな具合に、バックグラウンドアプリを停止しています。役に立ってるバックグラウンドアプリは「Windows セキュリティ(Defender)」くらいで、他は無駄なモノが多い。
通知がしつこい「ゲームDVR」を停止
設定トップ画面に戻って「ゲーム」というメニューをクリックする。
そして「ゲームバー」を停止します。ゲームを起動するたび「DVRで録画しよう。」というテロップが出てきて、正直ジャマなんですよね。
DVR自体はそれほど悪いソフトではないと思いますが、個人的にはBandicamの方が遥かに使いやすくて重宝しているので、必要性を全く感じません。だから「オフ」にしています。
ゲーミングモニターを使うならモニターの設定をする
リフレッシュレートが60Hz以上のゲーミングモニターを使っている人は、必ず確認してください。せっかくゲーミングモニターを使っていても、設定によっては機能していない場合があります。
設定トップに戻って「システム」を開く。
下の方にある「ディスプレイの詳細設定」をクリックして開きます。
詳細設定が開いたら、一番下に「ディスプレイアダプターのプロパティを表示します」とあるので、クリックします。
モニターの設定画面が開くので、「画面のリフレッシュレート(S)」をクリックして、設定できる最大のリフレッシュレートを選びます。今回は「BenQ XL2546」を使っているので「240ヘルツ」を選択した。
右下のピロローンという通知を消す
左のメニューから「通知とアクション」をクリックして設定を開きます。好みに合わせて通知設定(四角形で囲ったところ)を変更する。右下に通知が一切出てほしくないなら「すべてオフ」でOKです。
ちなみに筆者はこんな感じで、アプリケーション別に通知を許可するかしないかを設定しています。
電源管理モードを最適化する
左のメニューから「電源とスリープ」をクリックして開き、右上にある「電源の追加設定」をクリックしてください。
ここで「高パフォーマンス」を選んでも良いですが、デスクトップPCの場合は性能への影響がほとんど無いので「バランス」のままでOKです。そして「プラン設定の変更」を開きます。
設定 | バランス | 高パフォーマンス |
---|---|---|
ハードディスク | 20分後に電源を切る | |
Internet Explorer | JavaScriptの間隔:最大パフォーマンス | |
デスクトップの背景の設定 | スライドショー:有効 | |
ワイヤレスアダプターの設定 | 省電力モード:最大パフォーマンス | |
スリープ | 自動スリープ:30分後 | 自動スリープ:なし |
ハイブリッドスリープ:オン | ||
自動で休止:なし | ||
スリープ解除タイマー:有効 | ||
USB設定 | セレクティブサスペンド:有効 | |
電源ボタンとカバー | 電源ボタン:シャットダウン | |
スリープボタン:スリープ状態 | ||
PCI Express | リンク状態の電源管理:適切な省電力 | リンク状態の電源管理:オフ |
プロセッサの電源管理 | 最小プロセッサの状態:5% | 最小プロセッサの状態:100% |
システムの冷却:アクティブ | ||
最大プロセッサの状態:100% | ||
ディスプレイ | 自動で消灯:10分後 | 自動で消灯:15分後 |
マルチメディアの設定 | メディア共有時:アイドリングがスリープになるのを回避 | |
ビデオ再生での品質優先:ビデオ再生でのパフォーマンス優先 | ||
ビデオ再生時:ビデオ品質の最適化 |
実は「バランス」と「高パフォーマンス」の設定内容は、自動スリープ・PCI Express・最小プロセッサの状態・ディスプレイの自動消灯に違いがあるだけで、挙動が大きく変化するわけではない。
Core i9 9900K + RTX 2080 Tiのスペックで、「FF14」「FF15」「Cinebench R15」で性能の違いを検証したが、誤差レベルの差しか出なかった。よって、基本的には「バランス」のままで良い。
「詳細な電源設定の変更」をクリックします。
「ハードディスクの電源を切る」を「0分」に変更する。ハードディスクは一度回転を始めたら、そのまま動かし続けるほうが負荷が少ない。だから自動で止める設定は必要ないです。
次は「USBのセレクティブサスペンド」を「無効」に変更。この設定は割りとUSBデバイスの不具合(例:認識しないなど)の原因になりやすいので、デスクトップPCの場合は無効で構わない。
PCIeに接続されたデバイス(例:グラフィックボードやサウンドカードなど)に対する電源管理モードです。自分はこれが原因で不具合にあったことは無いが、念のため「オフ」にしています。
以上で電源管理モードの最適化は完了です。
Credit : Legit Reviews
AMD Ryzenが搭載されたPCの場合は、電源管理モードに「AMD Ryzen Balanced」があるかもしれません。あるなら変更しておきます。「バランス」設定だとRyzenの性能が上手く出ない原因になる。
勝手に画面の消灯とPCのスリープをさせない
Windows 10は初期設定だとディスプレイが勝手に消えたり、パソコンが勝手にスリープ状態になったりする。正直、うっとうしい動作なので設定を変更してしまいます。
電源オプションに戻って、左上の「ディスプレイの電源を切る時間を指定」を開く。
ディスプレイの電源を切るを「適用しない」。コンピューターをスリープ状態にするも「適用しない」に。これでパソコンが勝手に消えたりスリープしたりしなくなります。
ついでに「電源ボタンの動作を選択する」を開いて、
ボタンを押した時の動作を「何もしない」に変更しておく。実は、このボタンはPCケースのボタンではなくキーボード側の設定です。
キーボードにPowerボタンがある場合は、特におすすめしたい。うっかり押し間違えてシャットダウンしてしまった苦い経験があるので…(自爆ボタン)。
スタートメニューの「広告」を消す
左のメニューから「マルチタスク」を開いて、タイムラインの設定「ときどきタイムラインにおすすめを表示する」を「オフ」に変更する。これで広告が出現しなくなった。
ゲーミングマウスを使うならマウスの設定をする
愛用している「Roccat Kone Pure」
「ゲーミングマウス」には高精度な光学センサーが搭載されていて、追従性能がすごく優秀です。しかし、Windows側のマウス設定によっては、正しく機能しなくなるので変更します。
設定トップに戻り「デバイス」を開く。
右上にある「その他のマウスオプション」を開きます。
ポインターオプションのタブをクリックして、「ポインターの精度を高める」のチェックを外す。これで加速度設定が解除されるので、ゲーミングマウスがちゃんと性能を発揮できるようになった。
Shift連打の通知を止める
ゲーム中だと割りとShiftキーを使いますが、5回連打すると…
このような通知が出てきてちょっと焦る。というわけで、Shiftを5回連打して通知を出し、「キーボードショートカットを無効にします」をクリックしてください。
キーボードの設定画面が開くので、真ん中あたりにある「固定キー機能を起動するショートカットキーを許可する」のチェックを外します。これでShiftを連打しても通知が出なくなった。
Windows Updateのリスクを抑える設定に
Windows UpdateはゲーミングPCの検証中にやって来て、作業を止められたり、Updateの前後で検証結果に差が生じると厄介なので、個人的には勝手にさせないように設定を施しています。
ただし「ゲーミングPCの検証レビュー」のような、やや特別な理由がないなら、無理して停止する必要性は低い。というわけで、Windows Updateの「最適化」を紹介しておく。
設定トップに戻り「更新とセキュリティ」を開く。
Windows Updateの画面が開いたら、一番下にある「詳細オプション」を開きます。
- 更新の一時停止:任意にUpdateを最大35日間停止できる(Home版では不可)
- 半期チャネル:大型Updateの安全性が確認されてからUpdateを適用する
- 機能更新プログラムの延期:大型Updateの適用を延期する(最大365日)
- 品質更新プログラムの延期:セキュリティUpdateなど、小型Updateを延期する(最大365日)
基本的には「半期チャネル」の設定が重要です。最近の例だと「October 2018 Update」のファイル消失バグが有名で、大型Updateは不具合を持ったままリリースされてしまう場合がある。
なので、Updateをインストールするスケジュール設定を「半期チャネル(対象指定)」から「半期チャネル」に変更しておく。
- 半期チャネル(対象指定):配信日に大型Updateを受け取れる
- 半期チャネル:安全性を確認してから大型Updateを配信
具体的にどれくらい延期されるかは分かりませんが、とりあえず半期チャネルに設定しておくと配信日にUpdateされなくなるので、地雷アップデートを踏む可能性はグッと減らせます。
【Home版の場合は?】Stop Updates 10の使い方を解説
ここでひとつ問題が。実は「半期チャネル」や「更新の一時停止」は、Pro版やEnterprise版などで使える機能であって、Home版では一切使えません。
これではリスクの高い大型Updateを配信日に受け取ってしまう可能性が高くなるので、なんとか「人柱」にならずに様子見をしてからUpdateを適用したい…ところです。
実際のところは、Home版のWindows 10でも複雑な設定をアレコレと施せばWindows Updateは停止できるが、少々難しい。そこで、複雑な処理を代行してくれる「Stop Updates 10」を使います。
こちらの公式サイトからダウンロード可能です。フリーソフトで、インストール時にバンドルソフトが勝手に入ることも無い。
インストールしたら、さっそく起動。「Stop Windows Updates !」というオレンジ色のボタンがあるので、クリックする。
「Windows Update is blocked !」と表示されれば、アップデートの停止が完了。
Stop Updates 10は、Updateを停止するための面倒な設定を自動で代行処理する。もとからWindowsにある標準の機能を使って止めているだけなので、安心して使えます。
1~2週間ほど待って、特に不具合の報告がニュースにならず、配信の延期等も無いようなら様子見終了。「Restore Windows Updates」というボタンを押してアップデートを再開します。
イライラの溜まるユーザーアカウント制御を無効化
ユーザーアカウント制御(略してUAC)は、ソフトを使う時に、管理者として実行するかどうかを一時的に保留する機能です。無効にするとあらゆる動作を管理者として実行するようになる。
ぼくはWindows 7の頃からUACがうっとうしくて無効化して使ってきたが、今まで不利益を被ったことが無かった。だから無効化することのリスクを知りませんでしたが、ほとんどの人にとってはリスクの方が大きい。
自分の意図しない操作でもポップアップが出る!!
UACを有効化にしておくことで、何らかのアプリケーションが勝手にソフトをインストールしようとしたり、Windowsの設定を変更しようとしても、UACがポップアップを出して通知してくれる。
だから自分の意図しない操作が行われていることに即座に気づくことが出来ます。たとえば、フリーソフトによくあるバンドルソフトの勝手なインストールも、事前に察知して「許可しない」と判断できる。
古いソフトウェアだと、UACが原因でどう頑張ってもインストールできない場合があるので、そういう場合にのみUACを無効化して対処するのが良い。普段使いなら、UACは初期設定のままにしておくこと。
無効化したい場合は、以下に記事を修正する前の内容を残しておくので、参考程度にどうぞ。
新しいソフトをインストールしようとすると、必ず「このソフトを信用しますか?」というテロップが表示されて、ものすごくイライラさせられる。…止めよう。
スタートメニューの検索欄に「UAC」と入力すると、「ユーザーアカウント制御設定の変更」という旗マークのソフトが表示される。それをクリックします。
デフォルト設定では「中」になっているので、一番下までバーを動かして「通知しない」に切り替える。OKを押して完了。これでストレスフリーのWin 10ライフを送れるようになった(かも)。
グラフィックボード編
AMD Radeonの場合は、特に設定は不要。NVIDIA GeForceの場合のみ、設定をしたほうが良い。
NVIDIAの設定を変更し、グラボに本気を出してもらう
デスクトップの何もないところで右クリックして「NVIDIAコントロールパネル」を開く。
「3D設定の管理」を開き、グローバル設定にある2つの項目を変更。
- 垂直同期:オフ
- 電源管理モード:パフォーマンス最大化を優先
変更したら「適用」する。特に電源管理モードはフレームレートが出にくくなる原因になりやすいので、ぜひ設定しておきたい。
垂直同期をオフにすると「テアリング」が発生しやすくなるし、グラフィックボードが回りすぎて消費電力の無駄。と言われますが、低スペックPCの場合は、垂直同期をオフにする意味がある。
普通の垂直同期だと、フレームレートが60 fpsを下回った場合、一気に30 fpsにまで落ち込んでしまう。つまり常に60 fpsを余裕に出せる性能がないと、フレームレートを大幅に失ってしまいます。
あと、FreeSyncやG-SYNCが搭載されていないゲーミングモニターを使う場合も、基本的に垂直同期は切った方が、パフォーマンス上のメリットがある。
PCの性能に圧倒的な余裕があり、かつ「テアリングは嫌だ。」という人は、垂直同期は初期設定のままで良いと思います。
セキュリティー編
最初から入ってる「マカフィー」は消しても良いか?
最近のBTO PC(ドスパラやG-tuneも含む)は、何かしらサードパーティ製のセキュリティーソフトが標準で入っている。その多くが「マカフィー」です。
マカフィーの「リアルタイムスキャン」が、ゲーミングPCの検証中にかなりジャマだったため機能を止めたところ、このような通知をしつこく出してきて煩わしいソフトでした。
なので、消しても構わない。「アプリと機能」からソフトのアンインストールが出来るので、マカフィーリブセーフを選んで「アンインストール」をクリック。
「すべて削除」で。アンインストールが終わったら、パソコンを再起動してください。
再起動後にWindows Defenderが復活する。マカフィーリブセーフは、ソフト側の推測で勝手にダウンロードしたファイルやソフトを消してしまうし、意外とCPUパワーを食ってしまう。
しかも、理屈で考えると「Windows Defender」でセキュリティの性能は十分な水準です。最も攻撃者のデータを持っているのは、攻撃される側のWindows(=MS社)だからです。
ロシア製のカスペルスキーを除いて、Windows Defender以外のサードパーティ製セキュリティーを、あえてインストールする必要性はほとんど無い(特にトレンドマイクロ社はひどい…)。
番外編
ゲーミングPCの実機検証時にはやっていないが、個人用のPCに施している便利な設定やアプリケーションを紹介しておく。「これ良いかも。」と思ったら、導入してみてください。
Windows 10を「Windows 7」風にする
Windows 10への移行したくない人の理由のひとつとして、UIデザインや操作性の違いが大き過ぎることが挙げられている。
そして操作性の違いだけでなく、Windows 10のスタートメニューには見ての通り大量の広告が表示される仕様になっています。
おすすめなのが「Classic Shell」というフリーソフト。Windows 7風のデザインに変更してくれるので、操作性に慣れない人にとって重宝する。
インストールすると、こんな感じの落ち着いたデザインに変化します。ただ、Classic Shellは現在開発が停止しており、アップデートされておらず、今後の対応も特に予定がありません。
現在(2018年9月時点)は、Classic Shellの後継ソフトとして「Open Shell」が開発されているので、最新のWindows 10で使うならこちらをおすすめします。詳細はリンク先のページにて。
「K-Lite Mega Codec」でいろいろな動画を見れるように
ダウンロードしたYoutube動画(過去の経験では.flv / .mp4 / .mkvを見てきた)や、レンタルしたDVDをパソコンで見たい時に「K-Lite Mega Codec」はものすごく重宝します。
インストールすると、大量のコーデックと万能動画プレイヤー「MPC」が入る。なお、普通にインストールすると他のアプリが混じってくるので、一応インストール方法を解説。
インストール方式は「Advanced」を選択。
コンポーネントの選択で「Tools」のチェックを外す。基本的にMPC本体とMega Codecがあれば十分なので、他のツールをインストールする必要はないでしょう。
あとはデフォルト設定で大丈夫。
Windows 10のバンドルアプリ(標準ソフト)はどれも使えたモノじゃないので、自分は以下のようになっています(※2018年現在)。
- 音楽プレーヤー:foobar2000
- フォト:(昔ながらの)Windowsフォトビューアー
- ビデオプレーヤー:MPC-HC x64(K-Lite Mega Codec)
- Webブラウザ:Google Chrome
今のところはこれで落ち着いてる。参考までにどうぞ。
まとめ:Windows 10編とグラボ編は必須
カテゴリ | 設定 | 内容 | 推奨 |
---|---|---|---|
Win 10 | 透明効果 | 役に立たないのにリソース食い | オフ |
プライバシー | 筒抜け状態… | オフ | |
バックグラウンド | あまり役に立たないのにリソース食い | オフ | |
ゲームDVR | 要らない | オフ | |
モニター | モニターに応じて | 適切なリフレッシュレートを選ぶ | |
通知 | ピロローンが邪魔 | 必要に応じてオフ | |
電力設定 | 微妙な挙動をすることがある | 設定を最適化 | |
消灯とスリープ | 非常にうっとうしい | オフ | |
マウス | 加速度設定は不要 | オフ | |
Shift通知 | ゲーム中に出ると焦る | オフ | |
Updateの様子見 | 当日のUpdateはリスクが高い | 半期チャネルに変更する | |
Updateの様子見(Home版) | 当日のUpdateはリスクが高い | Stop Updates 10で停止する | |
ユーザーアカウント制御 | 通知はうっとうしいが「必要性」はある | 無効化するべきではない | |
グラボ | NVIDIA設定 | フレームレートが出ない | パフォーマンス最大化 |
セキュリティー | マカフィー | Windows Defenderで十分 | 不要なら削除で良い |
番外編 | Win 7風 | Win 10のUIが使いにくい | 必要ならOpen Shellを導入 |
K-Lite Codec | 標準ソフトが役に立たない | 動画をよく見るならオススメ |
ここまで解説してきた設定を表にまとめた。ゲーミングPCなら、Windows 10編とグラボ編をやっておけば十分です。
セキュリティーと番外編は好みで
セキュリティーと番外編は好みに応じてやってください。個人的にマカフィーリブセーフは必要性を全く感じないが、ゲーミングPCは高性能なので負荷はさほど気にならない。
と思うなら、それでも良いかと。リアルタイムスキャンに悪さされて「なんてウザイんだ。」と体感してからアンインストールしても、全然OKだと思います。
番外編に関しては、本当に好みや慣れの問題です。あえて言うならOpen Shellがおすすめ。動画や映画をよく観る人には、K-Lite Mega Codec Packと、再生ソフト「MPC」が良いです。
以上「ゲーミングPCを買ったら最初にするべき初期設定まとめ」でした。これで快適なゲーミングライフを送れれば幸いです。
UACをオフにするのはさすがにやり過ぎじゃない?
セキュリティとかは個人によると思いますが、とりあえず詳しくしりませんがUACについて聞きかじったこと書きます。
1.無効の場合、全てのアプリがレジストリを直接アクセスできる管理者権限でアプリを開いた時と似た挙動をする。有効時は仮想的なレジストリにアクセス、一時保留、ユーザーに同意を求めるなどしてマルウエア等による被害を保護する。
2.Windows7以前のアプリではUACを考慮していないので無効にしなければ起動できないもの、不具合がでるものがある。
3.Windows8以降では一部のアプリでは有効にしなければ開けれないものがある。しかし8以降は一番下にバーを下げても『完全』には無効になっていないため、セキュリティは弱いがまだマシな状態。
これらを考えて、個人的にはまだまだWindows7以前のアプリ多いし、勝手にアプリによるPCの設定の変更されるのが怖いのを目をつぶればWindows8以降はバーを一番下にするのはアリだとは思います。
ストアアプリからスタートメニューの広告って切れた気がしますが…
違ったらすみません。
情報ありがとうございます。
活用させていただきます。
今から2か月前…classic shellを使っていた私。
windows updateで使えなくなった (涙)
3年間使ってるグラボをパフィーマンス設定で走らせて「FPS出ないな~」とか言ってたのにこの記事で今日気づきました・・・旧エアロ(?)が透明効果という名前に変わっていたのも気づかず、色々知るいいきっかけになりました。いい記事っすね!
Windows10の設定の設定ホントめんどくさい、なんでこんなにも細かいのか・・・
店で買った場合、まずリカバリしたほうがいいみたいです。ドスパラはマカフィーぐらいしかなかったと思うけど、広告とかわけわからんアプリ入ってたりする場合、競合するようです。
あと規定のアプリで気になったことですが、ゲームはデフォルトで動くようにしてるし、使う場合あるから不具合出るときあると聞きました。ブラウザをGoogle Chromeにしても大丈夫なのでしょうか?逆に差し替えたほうが安定や性能上がったりするのでしょうか?
いい記事だと思います。
お疲れ様です、ありがとうございました。
Win10デフォルトの大量のアプリが入ったスタート画面はひどいですが、いらないもの全部アンインストールしたりすれば意外と使いやすいです。特にニュースや天気等のアプリは、ライブタイルをオンにしておくと情報を表示してくれて便利です。
ryzen用の電源設定しらんの?
さてはryzen使ってないな
元から選べる場合はそれで良いと思いますが、無い場合はドライバアップデートが必要になるはず。

だから最初からある「高パフォーマンス」で良いのではないか。と思ってます。
高パフォーマンスモードでも、性能は普通に出ますし。
透明効果ってエアロみたいに数フレーム遅延するの?
最新のAV-Comparativesではたしかにカスペルスキーは一番優秀ですね。
Windows Defenderは誤検知が多いのが気になるところですね
https://www.av-comparatives.org/tests/real-world-protection-test-july-2018-factsheet/
< Windows Defenderは誤検知が多いのが気になるところ
実際には脅威がなくても、Windowsにとって不利益なソフトを検閲対象にしてしまう挙動のせいかもしれませんね。
セキュリティソフトは誤検知を気にしなければ検知率100%はたやすいことなので
Windows Defenderは技術のなさをそれで検知率を高めていると思います。
記事中にある「Windows Defender以外のサードパーティ製セキュリティーをわざわざインストールする必要性はほとんど無いのが現状。」という部分は正しくないと思います。
格安PCならともかくゲーミングPCは最低でも15~20万はするのでセキュリティは一番気にする部分と思います。
>セキュリティソフトは誤検知を気にしなければ検知率100%はたやすいことなので
こういった嘘を広めるのは良くないです
ヒューリスティックはそんなに甘いものではありません
Classic Shell は開発が止まって、ソースコードが公開されたと記事で読んだことがあります。
その後、どうなったのでしょうか?
自分の環境ではまだ使えていて、最近レビューしたガレリアでも使えました。
開発が止まった理由は、確かアップデートのたびに構造が変わって対応させるのが大変らしいとのこと。
まぁ、マイクロソフトとしては、スタートメニューをシンプル化されて自社サービスが表示されなくなるのは、都合が悪いのかもしれません。
(Updateを適応し続けていけば)いずれは使えなくなると思います。
ありがとうございます。
調べたら、Classic Start というのが後継らしくて、まだ出たばかりなので Classic Shell に置き換えるまでには至っていないそうです。
とりあえず後継ソフトがあるというだけでも安心できます。
MPC-HCは、開発者不足のため、既に開発が終了しています。
MPC-HCの派生として誕生し、現在も開発が続けられているMPC-BEの方がいいと思います。
(僕はVLCです…)
普通に使えている内はなかなか気づかないですね。MPC-BEなんてソフトがあったとは…。後で試してみます。
たしかに、ゲームしかしないからWin Defenderで十分かもしれない…
ESETが一番動作マシだと思いますが、それでも鬱陶しさあるので…
1年前に買ったゲーミングモニターが60ヘルツで動いてたことに今気づきました・・。
ハイスぺマシンすげーとか言ってた自分を殴ってやりたい・・。
良い記事をありがとうございます。
ゲーム中に突然、ゲームがシャットダウンしました。
原因は、ドライバが最新状態ではなかったからなんですが、
ドライバを更新しようとしたらWin10が最新ではないとドライバを更新できないと言われました。
このページで「更新の一時停止にチェック」を推奨されたので、その通りにしたんですが、いらない情報でしたねw
あなたはわざわざ「小さいフォントで」などとマイクロソフトの不親切を煽っているようですが、あなたこそいらないですね。
またこの「更新の一時停止にチェック」を元に戻したところで、すぐには復旧せず、3時間経っても更新サービスに接続できません。
本当にありがとうございましたw
自動更新のままだと勝手にアップデート始まってリソーズ持って行かれるわ、勝手に再起動することあるわ、最悪なのはアップデートの不具合でファイルが消えたりOSから入れなおしになるとか、色々不愉快な目に会うことが多くなるのを知らない情弱www
最新パッチは1週間くらい経過してからあてるだけで十分。
自動更新の人のおかげで安全にPCを使わせていただいてますぅwww
< ドライバを更新しようとしたらWin10が最新ではないとドライバを更新できない
NVIDIAのドライバですか?
最新版(411.63)は確かに最新のWindows 10が必要でしたね。ただ、RTXに対応していない399.XXまでは、Ver 1703の古~いWin 10でも問題なく導入可能でした。
< 「更新の一時停止にチェック」を推奨されたので、その通りにしたんですが、いらない情報でしたねw
不具合事例を見ると、Windows Updateはそこそこの頻度で不具合を持ったまま配信されています。
後から修正版が配信されるので、当日にはUpdateせず、遅らせてUpdateする方が安全だと考えているから一応「推奨」してます。
そしてこれは筆者だけの勝手な考えではなく、株式会社インプレスといった法人運営のサイトでも紹介されている方法です。
< マイクロソフトの不親切を煽っているようですが、あなたこそいらないですね。
いや、Win 10はかなり不親切なOSだと思いますが…。規定のアプリを変更する時のUIデザインなど、明らかに不親切な部分があります。
< またこの「更新の一時停止にチェック」を元に戻したところで、すぐには復旧せず、3時間経っても更新サービスに接続できません。
自分の場合、最近Ver1703の古いWin 10で復旧させたところ、最新のVer1803に移行するのにそれくらい掛かりました。
止めている期間が長いほど、そうなる可能性は高いかもしれません。
引っ越ししたので参考にさせてもらいました。
多少自分なりにいじったけれどwin10初心者の私には助かりました。
上にもありますがUACオフを推奨するのは・・・
一段階下げた暗転をやめる設定くらいでいいと思いますが
UACなんて昔からPC使ってたら、メリットデメリットを考えても普通に切るんじゃ?
ましてや今回は「ゲームPC」の設定なんだから
まさかWindows7以降のPCしか触ってない人?
[…] ゲーミングPCを買ったら最初にするべき初期設定まとめ | ちもろぐ […]
正直アップデート塞ぐことに執着してるのが意味不明
そしてそれを初心者に勧めてるくせにプライバシーがとか言いだしてるのも意味不明
むしろメリットデメリットを自分で理解できない、その設定方法を自分で調べることができないレベルの人が扱うべきじゃないと思うんだけど
Windows Updateを即日にあてるのはリスクが高いと思ってるのですが…。「October 2018 Update」のように、結構痛い不具合を持ったままリリースされたこともあるので、一時的に停止して様子見したい派です。
当日アップデートしないのはかまいませんが、セキュリティ上アップデート自体は絶対にするべきです。
この記事をみて初めてStop Updates 10を導入する層はその後定期的に自らアップデートを確認しないのではないかと思う(※個人の感想です)ので、35日間の遅延はOKでもSU10の導入はしない方がよいと思います。
自動更新でも半期に一度の大型更新が即日当たると言ったことはほぼありません。普段から自分で「更新プログラムのチェック」を押していない場合は数週間単位で待たされます。
このページに記載の内容だと月例のセキュリティ更新も止めているようですが、サイバー犯罪の片棒でも担ぎたいんですかね。
[…] https://chimolog.co/bto-gaming-pc-settings/ […]
ゲーム用ならShift5回連打で出てくるうざい固定キー機能も無効にしましょう!
これはひどい。昔流行った「Firefoxを軽くする方法」みたいな記事のようにろくに検証されていない情報と、単に自分好みの設定を羅列しただけの記事。
一つ教えてあげるとWindows10は別にバックグランドに大量のアプリは常駐してないよ。
この記事の設定はバックグラウンドの実行を許可するかどうかという設定でしかないからね。iPhoneやAndroidにも似た設定があるでしょ。
UACとWindows Updateについて、セキュリティ面から助言いただいた方に感謝します。投稿当時は「自分はこうしてます。」という観点から書いた記事でしたが、広く推奨するべきではない内容も含まれていたため、記事内容を更新しました。
[…] ●ゲーミングPCを買ったら最初にするべき初期設定まとめ (かーずSP) フツーにやっとくべき設定かも。 […]
Windows Updateは信用しないのに、同じとこが作ってるWindows defenderは信用しちゃうんですね。
Windows Updateを信用していないのではなく、安定性の確保されていないパッチをあてたくないだけです。マイクロソフトが配信時期を2種類の半期チャネルで分類しているのは、例えるならHome利用者にβテスターをやらせて、「行けそうだな。」と分かってからProやエンプラ利用者に配信するためです。
> Windows defenderは信用しちゃうんですね。
セキュリティソフトとしての性能的には、無料ソフトで屈指の水準ですし、通知もしつこくないので個人的には十分だと思ってますが…。
「こういう方法がありますよ」という事を紹介しているに過ぎないのに、
自分の価値観と違うからといって憤慨しなくても良いだろうに。
取捨選択し状況に応じて対応すれば良いだけ。
それぞれの”良い”は違うからね。
私はNvidiaのコントロールパネルの設定が参考になりました。
今後もこういう記事があると助かります。
[…] ゲーミングPCを買ったら最初にするべき初期設定まとめ | ちもろぐ […]
(Bandicam使っちゃうところに)笑っちゃうんすよね
僕は覇道を行くOBSです
Bandicamの可変ウィンドウ録画が(個人的に)便利過ぎてハマってます。Loilo、OBS、MSI Afterburner、NVIDIAのやつ。色々と使ってきての結論です。無料ソフトならOBSは優秀な方だと思います。
更新お疲れ様です。
再生ソフトにMPC-HCを使っていらっしゃるようですが、MPC-BEが使いにくいからでしょうか?
単純に惰性です…BEがあるのは知ってますが、色々とプラグインを詰め込んだMPC-HCに満足してて、乗り換える気が起きないのです。
win10の更新は、一応ネットワークの設定を従量制課金接続にしておくとされないはずです
自分の物だと更新をチェックしない限り自動的にはほとんど更新されないですね
ただ、この場合Office2016の更新が失敗したり、その他諸々のMSのソフトで確認のメッセージが出るようになるのでちょっと鬱陶しいかもしれないですが
フリーソフトと違って更新したときにポチッと更新ボタンを押せばいいので個人的にはこちらを推しています
>>フリーソフトと違って更新したときに
”更新したいときに”の誤字です
失礼しました
Stop Updates 10ですが、1803環境で使用していたある時に、Restore Windows Updatesを押し、Stop Updates 10上ではブロックしていない表記になるけども実際にはまだブロックされた状態で完全にウィンドウズアップデートが使用できなくなった事がありました。結局システムの復元である程度前の日時に戻すことでブロックの停止ができて1809に上げる事が出来るようになりました。おま環といえばそれまでですが、報告まで。今後どうしてもアップデートしたくない時は更新してシャットダウン・再起動ではない通常のシャットダウンを選んで人力で耐え忍ぶかなと・・・笑
正直win proにすればよかったです。
自分はまだ不具合にあったことがないですが、Stop Updates 10自体のバージョンによっては不具合が起きるのかも?…しれません。
classic shellは更新停止となっています。
新たな開発者に作られたOpen shellに変えるといいと思います。
https://github.com/Open-Shell/Open-Shell-Menu/releases
非常に良い記事だと思いました。
私のパソコンはゲーミングpcではありませんが、動作が目に見えて改善しました。
ひとつ付け加えるなら、windowsストアの更新もストップさせるべきかと感じます。
以前アプデもないのに立ち上がりから動作が遅くなり、タスクマネージャーとにらめっこしてストアアプリが原因と突き止めたもので…。
(デフォルトでオフになってるのかな?)
タブレットモードでもない限りストアアプリに触れることもなく、ほとんどのユーザーに不要な機能と感じますね。
HDDのクローンを作成するのが最優先だろ普通。
万が一が起きてもHDDをクローンと交換するだけでリカバリーと同等の効果があるという利点は無視できな。
あと、クローンさえ作成してればいつでもできるようなどうでもいい事しか書いてないのはどうなんだろう?
鬱陶しいオタクのコメントが増えてきてるみたいですけど、無視して頑張って下さい。
応援してます。
コルタナさんはどうやって無効化してますか?
w10糞過ぎてマジでMSの終わりは近い(たぶんしぶとい)