インターネットで「チャットする」という
「チャット」という言葉は
もはや日本語にもなっているくらい浸透しています。
では、英語の “chat” の使い方は知ってますか?
今回は、ネイティブがとってもよく使う単語、
”chat” を取り上げたいと思います。
いつも “talk” ばかり使っているという方も、
是非使えるようになるととても便利な単語ですよ!
◆”chat”ってどんな意味?
“chat” はイギリス英語でよく使われる単語で、
動詞と名詞の意味を持ちます。
【動詞】to talk in a friendly informal way,
especially about things that are not important
→「友好的で形式ばらない方法で話すこと、
とりわけあまり重要ではないようなことについて」
【名詞】an informal friendly conversation
→「形式ばらない友好的な会話」
と訳せますね。
重要ではない雑談のような「おしゃべり(する)」
というイメージになりますね。
友達や親しい人とちょっと話をする、という感じです。
「話す」という意味では “talk” とさほど変わりませんが、
1つ大きな違いがあります。
それは、”talk” はちょっとシリアスな
話をするときにも使われるのに対して、
”chat” はもっとくだけた
軽いニュアンスがあるということです。
◆”chat”ってどうやって使う?
名詞で使われることの多いこの
単語ですが、よく耳にするのが、
have a chat with~
という使い方です。
動詞の”chat”と意味は同じなのですが、
口語では、”have a chat ”がとても
よく使われるよう。
・Let’s have a chat over tea.
→「紅茶でも飲みながらおしゃべりしよう。」
・It was nice having a chat with you.
→「おしゃべりできてよかった。」
こんな使い方をします。
◆「ちょっと話をする」の意味の”chat”
”(have) a chat” はただの「おしゃべり、雑談」ではなく
「ちょっと話をする(した)」を
カジュアルに言うときにも使われます。
例えばこんな例があります。
・Do you have time for a quick chat?
→「ちょっと話す時間ある?」
・I had a little chat with Kate yesterday.
→「ケイトと昨日ちょっと話しました。」
少し喧嘩をしてしまった場合などに、
・Go have a chat with Michael.
→マイケルと話しておいで。
のように “Go have a chat with 〜” という形で
「~と話しに行く」という意味でもよく使うようです。
既に「チャットする」という日本語にも
なっている”chat”ですが、”talk”より気軽な
意味を持つ「話す」の単語として、是非
英会話の中でも使ってみて下さいね!