皆さん、
SuicaやPASMO、ICOCAのような交通系
ICカードは日常の中できっと使っていますよね?
一部の田舎などの非対応地域や交通カードが
存在しなかった時代は、
電車に乗るときにわざわざ券売機で
切符を買うこともあったと思いますが、
現代の移動では、ほぼ電子マネーの
Suicaが使われていると言っても
過言ではないですね。
これらのICカードは残額が少なくなったら
再び入金して使いますよね。
これを日本語では「チャージする」と言ったりしますが、
実は英語圏ではこの行為は、 “charge” という
単語よりももっと適した単語があります。
◆「チャージする」英語表現のは“top up”がより適切
都市ごとに違う交通系のICカードを利用する地域では、
「ICカード」は “smart card” と呼ばれたりしますが、
交通系のICカードに「チャージする(入金する)」
を表す場合には、ほとんどと言っていいほど、
”top up”が使われます。
この “top up” とはイギリス英語圏でよく
使われる表現のようで「つぎ足す」という意味で
よく使われる単語の一つです。
カードの残額が少なくなってきたときに、
お金をつぎ足してカードの残高金を増やす、
というイメージの言葉になりますね。
◆“top up” で表す「チャージする」、「チャージ」
“top up” は上の交通系ICカードだけでなく、
よくあるギフトカードのように繰り返し
入金できるプリペイド式のカードの
「チャージする」の意味としても広く使える表現です。
・”I’d like to top up this card.”
→「このカードにチャージしたいのですが。」
こんな表現の中でも使うことができます。
・”The minimum amount you can top up is $5.”
→「最低5ドルからチャージできます。」
・”You can top up your card at a ticket machine.”
→「券売機でチャージできますよ。」
”top-up” や “top up” は名詞で使われる用途も
非常に多くなります。
・”Your top up was successful.”
→「チャージが無事完了しました。」
のような言い方でも表せます。
また、残額が一定額を下回ったら事前に
設定しておいた金額が自動でチャージされる
「オートチャージ」も、英語圏の表現では、
“auto top-up” と呼ばれます。
◆別の「チャージする」の表現
“top up” 以外にも「チャージする」
を表すときに使える表現も他にもいくつかあります。
まずは、”put money” です。
「入金する」をそのまま英語にしたような
ニュアンスだとこちらですね。
・”I’d like to put some money on my Suica.”
→「Suicaにチャージしたいのですが。」
・”I’d like to put $100 on my card.”
→「私のカードに100ドルチャージしたいです。」
他には、”add credit”という言い方も
直訳で、現金を追加するという表現で
使うこともありますね。
このように、「チャージする」は
直接の”charge”という言い方で表現
しない場合がありますので、
PASMOやSuicaを『チャージする』
の表現には気を付けてみて下さい。