先日オノマトペの中でもご紹介しましたが、
海外では”pop”という単語はとても
頻繁に耳にする言葉の一つです。
日本でも”pop”というと、ポップコーンや
ポップミュージックという意味の単語で
よく使われたりする言葉の一つですね。
◆”pop”はどういう意味?
平凡な意味ではやはり”ポップコーン”という言葉が
一般的なイメージとしては適当になります。
ポップコーンの原料を熱していくと、
トウモロコシの粒がはじけてポップコーンになりますよね。
その時の「ポンッ」とはじけたり、「ポン」
と鳴る音を英語では”pop”と表したりします。
ポップコーン以外では、シャンパンのコルクを抜いた時に
「ポン」と鳴る感じのイメージですね。
風船が割れる音も “pop” と表します。
また、飛行機に乗ると気圧の関係で耳がツン、と変になることが
あると思います。
これも “My ears popped” のように “pop” を使って表します。
(「耳が痛い」は “I’ve got sore ears” や “I have sore ears” とも言えます)
でも、日常生活でとっても役に立つ便利な “pop” とは、
別の使い方があるんですよ!
◆ちょっとした動作を表せる “pop”
実はpopはちょっとした動作を表す使い方でも
使う事があります。
・I’ll pop over to the cafe. Can I get you something to drink?
ちょっとカフェに立ち寄るけど、何か飲む?
・Can you pop into my office tomorrow?
明日私のオフィスにちょっと寄ってくれる?
“pop” の後ろに “over”、”into”、”in” などを伴って
「ちょっと行ってくる」「ちょっと立ち寄る」
「気軽に立ち寄る」「ポイッと入れる」
というニュアンスを表すこともできます。
日本語などではよく使う言葉のちょっと~してくる。
「ちょっとコンビニ行ってきます」のような表現でも
使えることができると便利な表現の一つです。
使える意味の幅広さを考えると、ちょっとした動作の中で
popを使うことも多くなってくると言えます。
◆日本語のニュアンスを簡単に表すためには
日本語でも「ちょっとコンビニ行ってくる」
なんていうふうに言いますよね。
もちろん “go” でも表現できますが、こんな
「ちょっと行く、立ち寄る」を “go” を使わずに
言えると表現力も断然アップするでしょう!
こんな日常でサラッと使えそうな表現は
映画やドラマなんかにもよく出てくるので、
そこから表現を盗んで
《使える英語》として身に付けてしまうのも
いい方法かもしれないですね。
擬音としてもよく使われる”pop”ですが、
気軽な動作の中でも使うことのできる
とても便利な表現の一つです!