”Would you like~?”という表現、
とても丁寧な表現と認識している人が
多いのではないでしょうか。
確かに
”Do you want (to)~?”よりも、
”Would you like (to)~?”のほうが
丁寧な表現だと教わった人も多いはずです。
でも丁寧と言っても、どんなシチュエーションが適切
なのかって考えたことありますか?
実際のネイティブが使っている”Would you like~?”
の使い方について今日は具体的に説明したいと
思います。
◆“Would you like 〜?” ってどんな意味で使われる?
基本的には以下のような英文で説明されます。
”used in polite offers or invitations
Would you like a sandwich?”
→丁寧な提案や招待に使われる
例えば、サンドイッチは如何ですか?というお誘いなど。
でも「丁寧な」というと、どこか特別な
感じがしてしまうかもしれませんね。
”would you like~?”が丁寧な言い方であるのは
間違いがないことですよね。
でも、これは日常ではよく使われている
表現の一つなのです。
例えば、フレンドリーな接客のカフェでも注文を取る時には、
”What would you like?”と聞きます。
スーパーやお店で「レジ袋いりますか?」と聞かれる時にも、
”Would you like a bag?”
が一番よく耳にする言葉のよう。
誰かに「私が〜しようか?」と申し出る時には
“Would you like me to 〜?” もよく使われています。
なので、親しくない相手に質問する時には、
”Would you like 〜?”
→(〜は要りますか?)
”What would you like?”
→(何が欲しいですか?)
”Would you like to 〜?”
→(〜したいですか?)
”Would you like me to 〜?”
→(私が〜しましょうか?)
が使われるのが基本のように考えられていると思います。
◆子供にも、家族・友人にも“Would you like 〜?”は使える!
親が子供に対して、旦那さんが奥さんに
「お茶いる?」と聞くのにも
“Would you like 〜?”という言葉は『丁寧語』
というイメージがあると意外に感じられがちですが、
よく使われる表現です。
イギリス英語では特になのですが、
自分の言いたいことを丁寧に表現したい時には、
基本的には、“Would you like 〜?” や “I’d like 〜”
が日頃からよく使われる表現、ということです。
◆“Would you like 〜?” は丁寧だけど普段使いできる表現
話す相手によって尊敬語や謙譲語を使い分ける
日本人にとって、丁寧な表現と言うのは、
目上の人に使うものと無意識のうちに感じてしまう
ものですが、
大人の表現では “Would you like 〜?” や
“I’d like 〜” が普段からよく使われているそう。
I want 〜” は直接的な表現に聞こえてしまうことも
あるようです。
本当に【丁寧な表現】は、相手を選んで使うのでなく、
”自分の言いたいことを丁寧に表現するため”の一説というのは、
とても興味深い考え方ですね。
年下相手に”Would you like~?”って変かな?
とか「自分がお客さんなのに店員さんに“I would like〜” って言うのは変かな?」
などとは思わずに、自信を持って使ってみて下さいね。