突然ですが、海外で車を運転したことはありますか?
海外の多くの国、アメリカ、カナダ、ドイツなどは反対サイドの
通行になることはご存知の通りですね。
今日は、海外で運転をしたことのある方向けに、
「日本とは反対側の道を運転します」
という言い方をお伝えしたいと思います。
「反対」や「逆」を表す、シンプル且つ
ナチュラルな表現をまず紹介したいと思います。
◆ 「反対の」を表す “opposite”
海外が右側通行である事を示すために、
まずは「日本では車は左側通行です」と英語にしてみましょう。
これは
We drive on the left hand side of the road in Japan.
→「日本では道の左側を運転します。」
と伝えることができます。また、もっと短く
We drive on the left.
→「私達は左側を運転します。」
と言うことができますね。
どちらでも無事に英語は通じます。
では、右側通行になることを英語で示すにはどのように
したらいいでしょう。
“They drive on the right hand side of the road in Canada”
→「カナダでは道の右手側を運転します。」
と説明できますね。
もっと短く言うには日本語と同じように、
”We drive on the left.”
→「カナダでは左側を運転します。」
と言うこともできます。
「逆の」「反対の」は英語で?と言われると、
”opposite” と答える人も多いと思います。なので、
They drive on the opposite side of the road.
→「道の逆側を運転します」
と言うこともできます。
レフトやライトとハッキリどちらかは言わないまでも、
反対側のサイドの道を運転します、
と言うこともできますね。
◆「反対(側)や、逆の」の意味、”the other ~”
「反対側」を表す、”the other side”という言い方も
あなたは知っていたでしょうか?
”the other ”で「(2つあるうちの)もう一方の」という
意味になるので、この場合「もう一方のside=”右側”」
という意味となりますよね。
なので「カナダでは反対側を運転します」は、
上に出てきた“opposite” を使うよりも、
”They drive on the other side of the road in Canada.”
→「彼らはカナダでは反対側の道を運転します。」
と言う方がよりベストでしょう。
会話で“the opposite side” というのはあまり
耳にしない言い方だからです。
その代わりに”the other”はめちゃくちゃよく使われているよう。
これはかなり英語表現っぽい言い方ですよね。
反対側を示す時に、”the other”と言うことができると、
とても英語としてはかっこいいです。
例えば「手を出して」と言われて右手を出したとすると、
「反対の手を出して」は”the other hand.”と言うのが
ナチュラルです。
このように『反対の』という意味の言葉は、
“the other”と示すととても英語らしい表現に
なります。
「反対」「逆」「裏」など、”the other 〜” はいろんな訳ができますが、
どれも “the other” の「2つあるうちのそっちじゃない方、もう一方」
というイメージができていたら、すぐに理解できると思います。
「反対の」「逆の」に “opposite” ばかり
使っていたという方は、”the other 〜” はわりと
基本的な表現なので、是非使ってみてくださいね。